[メイン] ! : x5 3d6 #1 (3D6) > 7[1,1,5] > 7 #2 (3D6) > 9[4,1,4] > 9 #3 (3D6) > 8[3,4,1] > 8 #4 (3D6) > 9[6,1,2] > 9 #5 (3D6) > 8[4,3,1] > 8
[メイン] 虚無 : x5 3d6 #1 (3D6) > 12[4,2,6] > 12 #2 (3D6) > 7[1,4,2] > 7 #3 (3D6) > 11[4,2,5] > 11 #4 (3D6) > 7[5,1,1] > 7 #5 (3D6) > 11[6,4,1] > 11
[メイン] ? : x5 3d6 #1 (3D6) > 11[4,5,2] > 11 #2 (3D6) > 11[6,3,2] > 11 #3 (3D6) > 8[2,1,5] > 8 #4 (3D6) > 12[3,4,5] > 12 #5 (3D6) > 10[3,5,2] > 10
[メイン] GM : 準備が宜しければ教えて下さい
[メイン] 暁美ほむら : 教えるわ
[メイン] ドロシー : 教えましょう!
[メイン] テンマ : 教えます
[メイン] GM : では…出航ですわ~!!!
[メイン] 暁美ほむら : 出航よ
[メイン] テンマ : 出航です…!
[メイン] ドロシー : 出航ね!
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : とある日曜の朝。探索者達は人気のない教会に呼び出されました。
[メイン] 暁美ほむら : ……………。
[メイン] 暁美ほむら : 私は──────
[メイン] 暁美ほむら : ─────力を失った。
[メイン] 暁美ほむら : ────■■■■■■によって。
[メイン] 暁美ほむら : ……。
[メイン]
暁美ほむら :
「………」
古びた教会を見上げる。
[メイン]
暁美ほむら :
……私は、"あの子"を救うためなら、何でもする。
例え、どんな手段であろうと。
[メイン] テンマ : ……塗装も剥がれた、朽ちた協会を見上げる。
[メイン] テンマ : ……ここが任務で呼ばれた場所、ですか。
[メイン] 暁美ほむら : 力を失ったとしても、私は足掻き続ける。
[メイン] 暁美ほむら : 再び、私は"あの子"を救うための力を手に入れるため……。
[メイン] 暁美ほむら : その手がかりを見つけるため。
[メイン] 暁美ほむら : 「………。」
[メイン] 暁美ほむら : "決意"をし、古びた教会内へと入っていく。
[メイン]
テンマ :
ユジン部長からの命令、私はここに呼ばれてきました。
それはある異常の調査。
[メイン] テンマ : ……例えそれが危険なものだとしても、私は……やりとげなくてはなりません。
[メイン] テンマ : シ協会が、私たちが上へと上がっていくために。
[メイン] テンマ : ずきりと痛む、体の節々を触りながらその協会の中へと入っていく。
[メイン] テンマ : ……これが終われば、じっくりと休むことが出来ますね。
[メイン] ドロシー : ふぁさり、とその地に立つ。
[メイン] ドロシー : 突然の呼び出しを受けた教会……おかしいでしょう?
[メイン] ドロシー : どっちかって言うと不信心側なんですけど! 魔女なんですけど私!
[メイン] ドロシー : 「これって”そういうこと”よね」
[メイン] ドロシー : ――挑戦状!
[メイン] ドロシー : 「だ~れか知らないけどいいでしょう! 受けて立つわ!」
[メイン]
暁美ほむら :
教会の扉に手を添え……ふと、後ろを振り向く。
そこへ立つ2人の少女。
[メイン] 暁美ほむら : 「………あなた達も?」
[メイン] テンマ : はて、と声に気づいて顔を上げる。
[メイン] ドロシー : 「あら?」
[メイン] 暁美ほむら : 無表情で、テンマ、ドロシーを見つめる。
[メイン] テンマ : 「…ええと、はじめまして」
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ、始めまして」
[メイン] ドロシー : 「アンタが呼び出した犯人……ってコト!?」
[メイン] 暁美ほむら : 「え」
[メイン] ドロシー : これはもう間違いない。
[メイン]
暁美ほむら :
「ち、違うわよ」
髪をかきわける
[メイン] テンマ : 「…私は調査に来たので…それが同じというなら、そうなのでしょうが」
[メイン] ドロシー : 待ち受けていたし、明らかにそれっぽい雰囲気(当社比)がある!
[メイン] 暁美ほむら : ちょっと待って、何か誤解されてるわねこれ。
[メイン] テンマ : 「そうなんですか、あなたが」
[メイン] 暁美ほむら : 待って、え?どうしようかしら。
[メイン] 暁美ほむら : 「え? え?」
[メイン] テンマ : じーっと、不審者を見るような目で。
[メイン] 暁美ほむら : 「ちょっと待ちなさい」
[メイン] ドロシー : 「何の要件か教えてもらいましょうか……!」
[メイン] テンマ : ……怪しいですね、挙動不審です
[メイン] 暁美ほむら : 「私もあなた達と"同じ"よ」
[メイン] 暁美ほむら : 「おーなーじーよ」
[メイン] テンマ : 「……む」
[メイン] 暁美ほむら : 不機嫌そうに眉を吊り上げる。
[メイン] ドロシー : 「ふうん?」
[メイン] テンマ : ずんずんと近寄って、見つめてみる。
[メイン] 暁美ほむら : 「ここに呼ばれたのよ」
[メイン] 暁美ほむら : そう言い、教会を見上げる。
[メイン] テンマ : 刀に手を触れたまま。
[メイン] 暁美ほむら : ……すごい警戒されてるわね。なんで?
[メイン] テンマ : 「……確かに、嘘はついていなそうです」
[メイン] ドロシー : 「なるほどね~?」
[メイン]
テンマ :
刀から手を離す。
そして、一歩離れる。
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ、私、つまらない嘘は嫌いだもの」
[メイン] 暁美ほむら : ……良かったわ、警戒を解いてくれたみたいね。
[メイン] テンマ : ……流石に任務ということで、警戒心を強めすぎてしまいましたか。
[メイン] ドロシー : 「……まあ初めから知ってたけどね!!」
[メイン] 暁美ほむら : "同じ"立場同士で対立し合っても、しょうがないもの。
[メイン] テンマ : 「面白い嘘ならつくんですか」
[メイン]
暁美ほむら :
「………ほんとかしら」
ドロシーをジト目で見ながら。
[メイン] 暁美ほむら : 「……まぁいいわ」
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ、有意義な嘘なら吐くわ」
[メイン] 暁美ほむら : 「人間だもの」
[メイン] 暁美ほむら : 「合理的でしょう?」
[メイン] ドロシー : ちょっと恥ずかしい。いやちょっとどころではなく……!
[メイン]
テンマ :
「……ほう、そうですか」
じいっと見つめた後。
[メイン] 暁美ほむら : 「……ほら、ここで立ってたら、ほら、怪しまれるじゃない?私達」
[メイン] ドロシー : ”何の用喧嘩教えてもらいましょうか”ってなんでしょうね!!!
[メイン] ドロシー : 「そうね!!!」
[メイン] テンマ : 「……あ」
[メイン] ドロシー : この場を流せるなら何でもいいわ!
[メイン] テンマ : 「………そうですね」
[メイン] 暁美ほむら : 2人の方を改めて向いて。
[メイン] 暁美ほむら : 「私は暁美ほむら」
[メイン] 暁美ほむら : 「よろしく」
[メイン]
テンマ :
……気づきませんでした、…まあ、仕方ない…ですね。
……緊張しすぎているのかもしれません…
[メイン] ドロシー : 「私はドロシー!」
[メイン] テンマ : 「……テンマと申します、よろしくお願いしますね」
[メイン] テンマ : ぺこりと一礼。
[メイン] 暁美ほむら : 「ドロシーにテンマね、覚えたわ」
[メイン] 暁美ほむら : 同じく少し一礼し。
[メイン] テンマ : 名刺は……いいか。
[メイン] 暁美ほむら : 教会の扉に手を添え、開く。
[メイン] ドロシー : 尊大にふふーんと。
[メイン] ドロシー : 「よろしくね」
[メイン] 暁美ほむら : ………ええ、私は今は、何の力も持たない、弱い存在だもの。
[メイン] 暁美ほむら : 敵は作らない方がいいに決まってるわ。
[メイン] テンマ : 「はい、よろしくお願いします」
[メイン] テンマ : そう言った後、その扉へと足を向ける。
[メイン] 暁美ほむら : そうして、教会の中へ足を。
[メイン]
テンマ :
……一体、どのような異常があるのか
それか、もう始まってしまっているのか。
[メイン] ドロシー : さてさて、黒幕の顔を拝みに行くわよー!
[メイン] GM : 教会のかつては白かったであろう壁や床はひび割れており、とても古ぼけていました。
[メイン]
GM :
その教会で、1人熱心に祈っている女性の背中を探索者達は目にします。
黒の、長い髪を持つ女性のようでした。
[メイン] 暁美ほむら : 「……………」
[メイン] 暁美ほむら : カツ、カツ。と靴音を鳴らしながら進み。
[メイン] 暁美ほむら : 「……来たわよ」
[メイン] 暁美ほむら : 女性に、声を。
[メイン]
テンマ :
ひび割れた床にこける事のないように。
慎重に慎重に足を進める。
[メイン] テンマ : …これ以上怪我したら流石に痛いですからね。
[メイン] ドロシー : ずかずか!
[メイン]
暁美ほむら :
……あれね、うん。
歩き方でこの2人の性格も、何となく分かるわね……。
[メイン] GM : 女性は探索者達が入ってきた時の物音に気がつくと、祈りを止めて、振り返ります。
[メイン] GM : しかし、その顔を見ることなく、探索者達の意識は暗闇へと落ちていきました。
[メイン] 暁美ほむら : 「────なっ!?」
[メイン] 暁美ほむら : くっ……!?ぬかった……!?
[メイン] テンマ : 「………… !……?…あ…れ…」
[メイン] ドロシー : 「……はれっ!?」
[メイン] 暁美ほむら : わ、な……。
[メイン] 暁美ほむら : ─────────。
[メイン] テンマ : ……まさか、もう……術中…
[メイン] ドロシー : こ、これって……!
[メイン] ドロシー : ……覚えてなさいよ~~~!
[メイン] テンマ : ……ユ…ジン……ぶちょ………。
[メイン] テンマ : ………。
[メイン]
GM :
意識が途切れる際にどこからか、声がします。
『見つけよ、見つけよ。神を冒涜する愚か者に制裁を下せ』
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : あなたが目を覚ますと、そこは床、壁、天井と、全てがコンクリートで覆われた部屋でした。ひんやりと冷たいその感触から、あなたの意識は覚醒していくことでしょう。
[メイン]
GM :
その部屋には、あなた以外にも3人います。みんな、今起きたばかりのようで、あたりを困惑気味に見回しています。
そしてどうやら、あなた達は持ち物の類を一切無くしてしまったようです。カバンも何もかも、今のあなたは所持していません。
[メイン] 暁美ほむら : 「ん……ここ、は……」
[メイン] テンマ : 「………ッ……!」
[メイン]
暁美ほむら :
……どこかしら、ここ……。
全く……何よ、呼び出しておいて、これは。
[メイン] ドロシー : 「う、う~ん……」
[メイン] テンマ : パッと意識を取り戻して、辺りを見回す。
[メイン] 暁美ほむら : ……テンマとドロシーは……いるわね。
[メイン] 暁美ほむら : 加えて……。
[メイン] テンマ : …しまった、刀も…何も、ない。
[メイン]
ドロシー :
「……はっ!」
がばっ!と起き上がる。
[メイン] 暁美ほむら : ………他にも、誰かいるわね。
[メイン] 暁美ほむら : 「……おはよう」
[メイン] テンマ : 迂闊でしたか……と辺りを見回して。
[メイン] ドロシー : 「……く~やし~~~!!」
[メイン] 女性 : 辺りをキョロキョロ見回している
[メイン] テンマ : 「…あなた方も、いましたか………そして、こんにちは」
[メイン] ドロシー : 「顔も見れなかったんだけど~!」
[メイン] テンマ : そして、見慣れないもう一人物に挨拶を。
[メイン] ドロシー : 地面をげしげし。
[メイン] 女性 : 「はい。こんにちは」
[メイン] 暁美ほむら : 「……お、落ち着きなさいドロシー」
[メイン] テンマ : 「そんなに蹴ると…壊れてしまうかもしれませんよ!」
[メイン] 暁美ほむら : ……あれね、負けず嫌いなのかしら。
[メイン] テンマ : 慌てて止めようとする。
[メイン] ドロシー : 「それで壊れる床なら壊れちゃいなさい!」
[メイン] 暁美ほむら : そうして、テンマと共に女性の方を向き。
[メイン] テンマ : 大真面目な顔で。
[メイン] 暁美ほむら : ……ドロシーは、テンマに任せようかしらね。
[メイン] 暁美ほむら : テンマは、真面目そうな子だし。
[メイン] テンマ : 「……私たちもいるので……壊れたら困りますよ…」
[メイン]
暁美ほむら :
「……始めまして、あなた"も"……ですか?」
女性に。
[メイン] ドロシー : 「……むう」
[メイン] ドロシー : 言われてみれば……あんまり迷惑かけるのも?
[メイン] 女性 : 「あなた"も"…とは?」
[メイン] ドロシー : でもなんか引っ込みつかなくない?
[メイン] 暁美ほむら : 「……あの教会に呼び出された者、ということよ」
[メイン]
テンマ :
なんてことを言いつつ、女性の方を見る。
…警戒しすぎてるのも…もしかして、私だけなんでしょうか…?
[メイン] ドロシー : 「……ふんっ!」
[メイン] 女性 : 「ああ。私はお祈りです。毎週日曜はああしているんです」
[メイン] ドロシー : とりあえず言うことが思いつかないから蹴るのだけやめた。
[メイン] 暁美ほむら : 「……へぇ、シスターなのね」
[メイン] テンマ : ……鼻で笑われた!?
[メイン]
暁美ほむら :
「私は暁美ほむら、貴女は?」
女性へ。
[メイン]
テンマ :
ガーン、とした顔をしながら。
…お節介だったのでしょうか……でも、もし壊れたら大変ですし…
[メイン] 女性 : 「いえいえ、私はシスターではなくとある会社で営業職についております」
[メイン] 女性 : 「私、長谷川あおいです。よろしくお願いします」
[メイン] ドロシー : 「そ、そんな顔されても……」
[メイン] 暁美ほむら : 「………そう、それでも信仰深いのね、立派よ」
[メイン] 暁美ほむら : と、口の良いことだけ言ってみる。
[メイン] ドロシー : 「……悪かったって」
[メイン] 暁美ほむら : こんな状況下だもの。
[メイン] GM : この女性の服装、髪の長さから、教会で祈っていたのはこの人だろう。と思いつく。
[メイン] 暁美ほむら : "信頼"は大切よね。
[メイン] 暁美ほむら : 「………」
[メイン]
テンマ :
「……い、いえいえ!…こちらこそ言い過ぎたかもしれませんから!」
手を振りつつ。
[メイン]
テンマ :
……ここの方は……どうやら、信用できそう…かもしれませんね。
皆さん普通の女性のようですし。
[メイン] 暁美ほむら : 「私は……救いを求めにあそこに……ってとこかしらね」
[メイン] 暁美ほむら : 詳しくは言わず、口を濁す。
[メイン] 暁美ほむら : 「……さて、ここはどこなのかしらね」
[メイン] 暁美ほむら : 辺りを見渡す。
[メイン]
テンマ :
「……救い…」
ぼそりとそのフレーズを繰り返して。
[メイン] ドロシー : 「……むう、そういえば」
[メイン] ドロシー : どこなんでしょうね!
[メイン]
GM :
ほむらが辺りを見回すと、和紙を貼られた扉、鉄の扉、真っ白で金の装飾が施された扉が北、東、西にそれぞれある。
床には一枚の紙が置いてあった。
[メイン]
暁美ほむら :
そもそも私は、神の祝福なんて信じていないのだけれどもね。
でも得られる手段は何でも得るわ。
[メイン]
暁美ほむら :
「……」
床に落ちていた1枚の紙を拾う。
[メイン]
テンマ :
……私も、救われたい…のかな。
息苦しいこんな世界から……
[メイン] GM : 目星は不要ですね
[メイン]
GM :
木枠の扉に白い綺麗な和紙が貼られている。
向こうを覗くことは出来ない
[メイン] GM : 紙には“天使を見つけろ、悪魔を見つけろ。”と書かれている。
[メイン]
暁美ほむら :
「────天使と悪魔、ね、テンマ、ドロシー、あおい、これを見なさい」
紙を見せる。
[メイン] テンマ : 「ふむ…」
[メイン] ドロシー : 「ふぅん?」
[メイン] 長谷川あおい : 「天使と悪魔って、一体なんなんでしょうね」
[メイン] 暁美ほむら : そうして、木枠の扉の向こうへ視線を。
[メイン] テンマ : その紙を見る。
[メイン] 暁美ほむら : 「……さぁ、何かしらね?」
[メイン] 暁美ほむら : 「皆目見当つかないわ」
[メイン] ドロシー : 「まあ天使は私として」
[メイン] テンマ : 「……さあ、なんでしょうか。」
[メイン] テンマ : 「……ほえ?」
[メイン]
長谷川あおい :
「不思議な概念ですよね。でも、…悪いものではないと、思うんです」
ニッコリと微笑む
[メイン] ドロシー : 両指で自分の顔を指してアルカイックスマイル!
[メイン]
テンマ :
天使って……ええ…?
自称するの……?
[メイン]
暁美ほむら :
「……はいはい」
ドロシーに。
[メイン]
暁美ほむら :
……明るいわね。
まぁ、でもそうね。
[メイン] ドロシー : 「そーそー、悪くないでしょう!」
[メイン] テンマ : 「……ま、まさか……天使があなただなんて…」
[メイン] 暁美ほむら : こんな状況だからこそ、こういう底抜けた明るい感情は、灯になるわ。
[メイン] 暁美ほむら : 「………」
[メイン] 暁美ほむら : 「テンマ、冗談よ」
[メイン] テンマ : 大真面目に受け取っている。
[メイン] ドロシー : 「なぁにが冗談ですってえ!?」
[メイン] テンマ : 「……あ、う……そんな…!」
[メイン] 暁美ほむら : 「はいはい、ごめんなさい」
[メイン] テンマ : 騙したんですねと恨めし気な目線をドロシーに向けながらも。
[メイン] ドロシー : 「むう……!」
[メイン] ドロシー : 「嘘じゃないし!」
[メイン] 暁美ほむら : ……私も緊張がほぐれてきたわね。
[メイン] ドロシー : ほむらってやつ……鼻もちならない……!
[メイン] 暁美ほむら : 「そういうことにしておくわ、ほら、行くわよ」
[メイン] テンマ : 「……ううむう…どちらが本当なのか……」
[メイン] テンマ : 唸りながらもほむらの後を追う。
[メイン] 暁美ほむら : 和紙の貼られた扉を聞き耳するわ
[メイン] ドロシー : ずかずか!
[メイン] 長谷川あおい : 「なんだかここは怖いので、私もついて行ってもいいですか?」
[メイン] ドロシー : なんだかんだついていく。
[メイン] テンマ : 「……構いませんよ」
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ、もちろんよ」
[メイン] 長谷川あおい : 「ありがとうございます」
[メイン] ドロシー : 一人増えてる!?
[メイン] テンマ : こくりと、少し動きだけで頷く。
[メイン] GM : 聞き耳どうぞ
[メイン] 暁美ほむら : 「私達4人は、運命共同体、と言ったところね」
[メイン] 暁美ほむら : ccb<=95 直観 (1D100<=95) > 78 > 成功
[メイン] テンマ : 「え、今気づいたんですか…」
[メイン] ドロシー : まままああ受け入れるムードだしいいでしょう!
[メイン] ドロシー : 「な、なんの話かしら~?」
[メイン] GM : 何も聞こえない
[メイン]
暁美ほむら :
「………特に怪しい様子は無いわ」
扉に耳をつけながら。
[メイン]
暁美ほむら :
「………」
ドロシーをジト目で見つつ。
[メイン]
ドロシー :
「そ、そうなのね!」
食い気味で。話を逸らす。
[メイン]
テンマ :
……緊張というものが見られません……
私もそうした方がいいのでしょうか…
[メイン] テンマ : 「…なるほど、では…ここに入ってもわかりやすい危険はないと」
[メイン] 暁美ほむら : テンマに頷き。
[メイン] 暁美ほむら : ……これは、奇しくも、良いバランスね。
[メイン] 暁美ほむら : 不真面目と、大真面目。正反対。
[メイン]
テンマ :
……もっとも、音がない異常など何度も出会ってきたが。
注意するに越したことはない。
[メイン] 暁美ほむら : 真逆の存在、ね……。
[メイン] ドロシー : 「なんもなさそうってわけね~」
[メイン] 暁美ほむら : ……ま、どうだっていいわ。
[メイン] 暁美ほむら : 「ええ、進みましょう」
[メイン] テンマ : 「…では、入りましょう」
[メイン] 暁美ほむら : 和紙の貼られた扉を開ける。
[メイン] ドロシー : 「行きましょうか!」
[メイン] GM : 中にあるのは本だ。右も左も本。本本本。古びたものから比較的新しいものまで、たくさんの本が棚に並べられている。
[メイン] 暁美ほむら : 「……情報の宝庫ね」
[メイン] テンマ : 「……ふむ」
[メイン] テンマ : まるで図書館のようなその見事な様相。
[メイン] テンマ : 図書館で調べてみてもいいですか?
[メイン] GM : まずは目星ですね
[メイン]
テンマ :
🌈
じゃあそっちやります
[メイン] テンマ : CCB<=90 シ協会フィクサー(目星/聞き耳/図書館/隠れる/隠す) (1D100<=90) > 71 > 成功
[メイン] テンマ : 注意深く、辺りを見回す。
[メイン] GM : それらは全て天使や悪魔に関係するものであるとわかる。
[メイン]
テンマ :
ざっとタイトルを見てみる。
『加護』『堕落』………
[メイン] テンマ : 「どうやらこれらはすべて、天使や悪魔などが絡んでいるようですね」
[メイン] 暁美ほむら : 「……定義を調べられそうね」
[メイン] 暁美ほむら : テンマの言葉に。
[メイン] ドロシー : 「ふえ~~~」
[メイン]
テンマ :
「やけに繰り返されますね……この場所のキーワードか何かでしょうか」
[メイン] 長谷川あおい : 「ふむふむ」
[メイン] ドロシー : 難しい話してるわね!
[メイン] テンマ : 「……定義、ですね」
[メイン] テンマ : 線引きは大切だ。何事においても。
[メイン] 暁美ほむら : 「天使と悪魔、と一口で言ったって、色々な解釈ができるもの」
[メイン] 暁美ほむら : そう言い、本を手にし。
[メイン] 暁美ほむら : 「御題が"天使と悪魔を見つけろ"なら、その2つの存在をしっかりと知らないといけないわ」
[メイン] 暁美ほむら : 図書館するわ
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] 暁美ほむら : ccb<=95 直観 (1D100<=95) > 4 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] GM : えぇ…
[メイン] テンマ : すんげェ~~~~~~~
[メイン] 暁美ほむら : クリ特典ゲットね
[メイン] GM : 天使と悪魔の2冊分の情報を出します
[メイン]
GM :
“天使とは、神に仕える存在である。天からの使いである。
死の神に仕える者も、愛の神に仕える者も、戦の神に仕える者も、全てが天使であると言える。”
“天使はまるで妖精だ。人間に取り付き、加護を与える。そして仕えている神の寵愛を、その人間にも授けるのだ。”
[メイン] ドロシー : 格が違うわ
[メイン]
GM :
“悪魔とは、人間の心に住み着く魔物である。
悪魔は古来から、様々な方法で人を魅了してきた。
人々の心を魔が狙っている。人間は多かれ少なかれ、絶対に心を狙われている。それこそ、天使の加護を受けているものでなければ。
そしてそんな魔の中のひと握りが、時として人間に取り付き悪魔へと姿を変えるのだ。
悪魔は人間を魅了し、己と人間に利益を作る。
だから悪魔は絶えぬのだ。人間は欲にまみれているから。
悪魔は嘘をつく。悪魔は人を騙す。騙されてはいけない。”
[メイン]
GM :
もう一冊ありました
契約についての本
[メイン]
GM :
“契約は、悪魔や天使を意識的に自らの体に移すことである。
方法は簡単だが、まず地面に魔法陣が描かれ、全部で12の炎が灯された部屋に契約する人間と、契約される悪魔や天使がいることが条件である。
魔方陣に1滴の血を捧げ、契約したい種族を告げよ。天使と。あるいは、悪魔と。どちらの名を告げても良い、どちらも告げるのならば、それも構わない。
さすれば汝に宿る5の魔力と引き換えに、その種族を己に引き込めるであろう。”
“儀式が成功した時の代償については安心したまえ、汝が払う必要は無いのだから。”
[メイン] 暁美ほむら : 「……ここで言う天使は……何か大きな存在の加護の下、人間に取りつく存在、ね」
[メイン] 暁美ほむら : 「そして悪魔は……嘘を吐く生き物、ね、己の利益のために」
[メイン] テンマ : 「なるほど」
[メイン] ドロシー : 「ふぅん」
[メイン] テンマ : …己に”有意義な”嘘を吐く、ですか
[メイン] 長谷川あおい : 「ふむふむ」
[メイン]
暁美ほむら :
「契約に関しては、今の段階では特に……と言った感じね」
テンマ、ドロシー、あおいにそれらの内容を見せる。
[メイン] 暁美ほむら : ……契約。
[メイン] 暁美ほむら : 嫌な響き。でも私は、縋るしかない。
[メイン] 暁美ほむら : 嫌な状況、危ない状況下であることは分かっている。
[メイン] 暁美ほむら : それでも私は……"これ"を、利用したい。
[メイン] ドロシー : 見つけるって言うだけなら契約とか必要ないわね!!
[メイン] テンマ : 「……探せ、と言われているのに契約する意味はありませんしね」
[メイン] ドロシー : 「天使は私だから……あと嘘つきを見つければいいわけね」
[メイン] ドロシー : 「これで解決っ!」
[メイン]
暁美ほむら :
私の願いを叶えてほしい。契約主が誰だとか、この際私は考えない。
天使の加護だろうが、悪魔の契約だろうが……私にとっては、どちらも同じ。
[メイン] 長谷川あおい : 「あら?あなたは天使なんですか?」
[メイン] 暁美ほむら : 「……はいはい、そうね」
[メイン]
テンマ :
そも、私は契約する必要などない。
私にはこの身を捧げても、と誓った相手がいる。
なればその人のために尽くすだけだ。
[メイン] テンマ : 「……むう、今度は騙されませんよ」
[メイン] 暁美ほむら : まぁ……ドロシーは……嘘を吐きそうな子でも無いものね。
[メイン]
ドロシー :
「見ればわかるわ」
天使の笑顔とともに!
[メイン]
暁美ほむら :
「わかってるわよ、ええ」
はいはい、と言った表情で。
[メイン]
長谷川あおい :
「ふむふむ」
じっとドロシーの顔を見る
[メイン]
テンマ :
「……」
じーーーーーーっ。
[メイン] 暁美ほむら : ……大真面目ちゃんが2人もいるわね……。
[メイン] ドロシー : これは後光射したわね……
[メイン] テンマ : 「………自信満々すぎて、わからなくなってきました」
[メイン] ドロシー : ドヤァ。
[メイン] テンマ : その光に当てられたかのように、なんだかくらりと眩暈がする。
[メイン] 暁美ほむら : はぁ。と溜息を一つ。
[メイン] テンマ : 頭を抑えながらも。
[メイン] 暁美ほむら : 「……テンマ」
[メイン] 暁美ほむら : 「人の言葉って、強いの」
[メイン] 暁美ほむら : 「それにあおいも」
[メイン] 暁美ほむら : 「だから、あまり惑わされ過ぎないように、ね」
[メイン] テンマ : 「……そう言われますと…まあ、わかりました」
[メイン] 長谷川あおい : 「わかりました」
[メイン] 暁美ほむら : 何が真実かなんて、分かりっこないものね。私もそうよ。
[メイン] テンマ : ……惑わされるな、なんて…部長みたいなこと言うんですね。
[メイン] ドロシー : 「どういう意味かしら~?」
[メイン] 暁美ほむら : 「何の意味も無いわよ、ただの私からのアドバイスよ」
[メイン] ドロシー : 「ふぅん……」
[メイン] 暁美ほむら : 「詐欺師に騙されそうな2人がいた、だから私は忠告した、それだけよ」
[メイン] テンマ : 「……ははあ。」
[メイン] 暁美ほむら : 「……あ、別に貴女を詐欺師だとか、そういう決めつけをしてるわけじゃないわ」
[メイン] 暁美ほむら : 「というか貴女は、詐欺師なんてできる柄じゃないでしょう、多分」
[メイン] ドロシー : 「ほむらアンタ、思ってたよりお人良しね!」
[メイン] テンマ : 「それ、この場にいる人を馬鹿にしてませんかね…」
[メイン] 暁美ほむら : 「うっさいわね」
[メイン] テンマ : ……詐欺師に騙されやすい……
[メイン] テンマ : ……詐欺師に……
[メイン] テンマ : 悶々とした表情で。
[メイン] ドロシー : 「なにシケた顔してんのよ!」
[メイン] 暁美ほむら : 「馬鹿にしてるように聞こえたのなら謝るわ」
[メイン] ドロシー : テンマの背中をばーんと叩く。
[メイン] テンマ : 「あぐぅ…!?」
[メイン] テンマ : 「う、うう………すみません」
[メイン] 暁美ほむら : 私自身、意思疎通能力に関しては、あまり自信無い方だもの。
[メイン] ドロシー : 「そんな顔してちゃダメよ、ダメダメ!」
[メイン]
暁美ほむら :
「ええ、ここはドロシーの言う通りね、明るく行きましょう」
無表情で、淡々と。
[メイン] テンマ : 肩をボンと叩かれて、ごほごほと咳こみつつ。
[メイン] ドロシー : 「”なんでも上手くいく”って顔してる方が楽しいもんよ?」
[メイン] テンマ : 「……何でも上手くいく、ですか…」
[メイン]
暁美ほむら :
………何でも上手くいく……ね。
それだったら、どれだけ楽だったことかしら。
[メイン] ドロシー : 「私にとっては当然のことだけどね~!」
[メイン]
テンマ :
「……そう、したいですね」
にこりと、包帯の巻かれた顔で笑って。
[メイン] ドロシー : 「ちょっとはいい顔になったじゃない」
[メイン]
テンマ :
「……ほむらさんも、こちらこそすみません」
……詐欺師に騙されやすい、なんて言われてしまって戸惑ってしまい変に言ってしまったかも。
[メイン] ドロシー : 「じゃ、次行っちゃいますか!」
[メイン] テンマ : 「……ええ」
[メイン]
暁美ほむら :
……しかし、なるほど。やるじゃないのドロシー。
人心掌握できる言葉を、この子は使えるのね。私もあやかりたいものだわ。
[メイン] 暁美ほむら : 「ええ、そうしましょう」
[メイン] 長谷川あおい : 「わかりました」
[メイン]
長谷川あおい :
「…あら?」
出口に向かう途中に足を止める
[メイン] テンマ : 「……?」
[メイン] 暁美ほむら : 「……どうしたの、あおい」
[メイン] テンマ : 「どうしましたか?」
[メイン]
長谷川あおい :
「メモ用紙が落ちてますね」
拾って手渡す
[メイン] 暁美ほむら : 「あら……ありがとう」
[メイン] 暁美ほむら : あおいから受け取り、内容を見る。
[メイン] テンマ : 「む」
[メイン] ドロシー : 見逃してたわ……。
[メイン] GM : “お前の持つその力は、いつ手に入れた?何故手に入れている?”
[メイン] テンマ : ……本だけしか見ていなかった…
[メイン] 暁美ほむら : 「“お前の持つその力は、いつ手に入れた?何故手に入れている?”」
[メイン] 暁美ほむら : ────もう失ってるわよ、馬鹿。
[メイン] テンマ : 「……ふぅむ」
[メイン] ドロシー : 「どゆこと?」
[メイン] 暁美ほむら : 「さぁ、これも私は分からないわ」
[メイン]
テンマ :
力、なんて大層なモノでもないですが。
……そうせざるを得なかった結果です。
[メイン] テンマ : 「…まあ、謎解きのように他を見ればわかるかもしれませんしね」
[メイン] 暁美ほむら : 「あおい、貴女も心当たりは?」
[メイン] ドロシー : 「なるほどねえ……」
[メイン] 長谷川あおい : 「私にはさっぱりですね」
[メイン] 暁美ほむら : 「……そう、じゃあこれは、頭の片隅に入れておく程度にしておきましょう」
[メイン] 暁美ほむら : メモをポッケに入れ。次の部屋へ。
[メイン] テンマ : 「そうしましょうか」
[メイン] ドロシー : 「はーい」
[メイン] 暁美ほむら : 鉄の扉、聞き耳
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] 暁美ほむら : ccb<=95 直観 (1D100<=95) > 17 > スペシャル
[メイン]
GM :
ひんやりとした冷たさを触るものに与える、鉄でできているであろう扉。
中を覗くことは出来ない。
[メイン] GM : ほむらはガタガタともの音が聞こえる。
[メイン] 暁美ほむら : 「っ……!?」
[メイン] 暁美ほむら : 無表情だった顔に変化。
[メイン] 暁美ほむら : そうして、テンマ、ドロシー、あおいの方へ向き。
[メイン] テンマ : 「………!」
[メイン] 暁美ほむら : 「……何か、音がするわ」
[メイン] ドロシー : 「ふーん?」
[メイン] 長谷川あおい : 「…!」
[メイン] テンマ : その顔を見、そしてその言葉を聞いて。
[メイン] テンマ : 「……注意した方がいいかもしれません」
[メイン] 暁美ほむら : 冷や汗が流れる。
[メイン] 暁美ほむら : 「……そうね、用心、ね」
[メイン] テンマ : 手を刀へと添えようと…
[メイン] テンマ : 空ぶる。
[メイン] ドロシー : 「怖がりねえアンタたち」
[メイン] テンマ : …………そうだ、今は…ないんだった。
[メイン] 暁美ほむら : ……入らない、という選択肢は……少なくとも私には無い。
[メイン] テンマ : 「……むう」
[メイン] 暁美ほむら : 「……」
[メイン] ドロシー : 「こんなのどーんと行けばいいの行けば!」
[メイン] 暁美ほむら : ……私に力があった頃なら、この程度……造作も無かったわよ。
[メイン] テンマ : 「………何があるかわからないのに、怖がって当然です」
[メイン] 暁美ほむら : 「お気楽ねぇ」
[メイン] ドロシー : 「何があるか分からないのに怖がってどうするの~?」
[メイン] ドロシー : ふふん。
[メイン] テンマ : 「……むうう…」
[メイン]
暁美ほむら :
……未知こそが最大の恐怖、というものだけれども……。
まぁでも、だからこそ。
[メイン] 暁美ほむら : 知ってしまえば怖くないのもまた、事実。
[メイン] テンマ : 「…入ればいいんでしょう、その何かを既知にするために」
[メイン] テンマ : ノブに手を当て、それを回す。
[メイン]
暁美ほむら :
「……ええ、それに……行かないって言ったら、貴女が一人で行ってしまいそうだものね」
ドロシーに。
[メイン]
テンマ :
鉄の扉を開く。
……もっとも、用心は忘れずに。
[メイン] テンマ : 「………」
[メイン]
GM :
そこはまるで武器庫だった。
ナイフなどの古典的なものから、拳銃などの近代的なものまで、揃っている。
武器はどれも黒ずんでいるが鉄製で、切れ味はむしろ良さそうだ。
[メイン] ドロシー : 「分かってるじゃない!」
[メイン] テンマ : 「それはありますね」
[メイン] 暁美ほむら : そうして、テンマへ着いていく。
[メイン] 暁美ほむら : 「………」
[メイン] テンマ : 「…………」
[メイン] 暁美ほむら : 見慣れた景色。
[メイン]
GM :
また、壁に石で出来たナイフが突き刺さっている。
そして、そこで武器を漁っている男を探索者たちは見つけることだろう。
[メイン] 暁美ほむら : 非日常なのに、私にとっては日常。
[メイン] テンマ : ここまで物資が豊富だとは……。
[メイン] 暁美ほむら : どこか、安らぎを感じつつ。
[メイン] テンマ : 「………!」
[メイン]
暁美ほむら :
「………!」
男に目を。
[メイン] 少年 : 「…!?」
[メイン] ドロシー : 「物騒ね~……」
[メイン]
ドロシー :
「おっと!」
少年に気付き。
[メイン]
テンマ :
ほむら、ドロシーをの方も気にかけながら。
男に目をやる。
[メイン] GM : 男は、探索者が開いた扉の音によって顔を上げ、同時に背中に何かを隠す。
[メイン] テンマ : 「……あなたは……何者でしょうか」
[メイン] 暁美ほむら : ……何か隠したわね。見られたくないもの……かしら。
[メイン] 暁美ほむら : 脱出に必要なものだったとしたら……。
[メイン] ドロシー : 「キョドーフシンねえ……」
[メイン]
テンマ :
近くに1本あったのが見えた。
何かあったらこれを使おう。
[メイン] 暁美ほむら : 不都合ね。
[メイン] 少年 : 「あっ、あんたらこそ誰だよ!?」
[メイン] ドロシー : 「聞いたわね?」
[メイン] ドロシー : 「まあ仕方のないことね……」
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ、こちらから名乗るのが礼儀、ね」
[メイン] ドロシー : 「このドロシー様を見て名前を知りたくなるのは……!」
[メイン] テンマ : 「…………テンマ、と申します」
[メイン] 暁美ほむら : 「私は暁美ほむら、教会に呼ばれやって来たら、ここへ……と言ったところよ」
[メイン] 暁美ほむら : ……本当にこの子は、強いわね……。
[メイン] テンマ : 瞬きをすることなく見つめ続けて。
[メイン] ドロシー : 「こっちは名乗ったわよ?」
[メイン] 暁美ほむら : 臆することを知らないのね、ネジはどこへやったのかしら。
[メイン] テンマ : イレギュラーは、それだけで危険だ。
[メイン] 長谷川あおい : 「長谷川あおいです」
[メイン]
暁美ほむら :
……そして、テンマは……へぇ、なるほど……もう武装。
戦闘の心得を持っているのね。
[メイン] 少年 : 「……飯島りょう」
[メイン] ドロシー : なんでこんなピリピリしてるんでしょうね……。
[メイン] 暁美ほむら : 「……りょう、ね、よろしく」
[メイン] 少年 : 「俺の名前だ」
[メイン] テンマ : 「……りょうさんですか」
[メイン] 暁美ほむら : 無表情で、淡々と。
[メイン] 少年 : 「ああ。」
[メイン] ドロシー : 「へえ……OK!」
[メイン] ドロシー : 「で、何してたの? ちょっとアンタ怪しいわよ?」
[メイン] 暁美ほむら : 「貴方も私達と同じ経緯でここへ来た、と言ったところかし…… ……んん、もう聞いちゃうのね……」
[メイン] テンマ : ………す、ストレート…
[メイン] 暁美ほむら : いえ、私も知りたいことだったから、助かるのだけれども……。
[メイン] ドロシー : 「アンタらにやらせたらややこしそうでしょ~?」
[メイン] テンマ : …ですが、こうして場を進めてくれるのは…私には出来ませんから。
[メイン]
暁美ほむら :
「……」
図星。
[メイン] テンマ : 「……むう」
[メイン] テンマ : 警戒しすぎてしまうだろう、きっと私は。
[メイン] 少年 : 「そうだな。あんたらが来た方の部屋からここに入ったら、武器がいっぱいあるから漁ってたんだよ」
[メイン] 暁美ほむら : 目線をりょうへ。
[メイン] 暁美ほむら : ……この場は、ドロシーに任せようかしら。
[メイン] ドロシー : 「はいはい……」
[メイン] ドロシー : 「りょうはここにいつ来たわけ?」
[メイン] 少年 : 「わかんね。少なくともあんたらが来る前だな」
[メイン] 少年 : 「俺が起きた時は俺1人だったし」
[メイン] ドロシー : 「へえ~……?」
[メイン] ドロシー : 「私たちは4人揃って起きたんだけどねえ」
[メイン] ドロシー : フシギ!
[メイン] 少年 : 「へ~!」
[メイン] ドロシー : 「まあいいでしょうっ」
[メイン] 少年 : 「んん?起きた時俺だけだったのに、あんたたちはどこから現れたんだ?出入り口とかあんのかな?」
[メイン] ドロシー : 「私たちも気づいたらここに来てたからねえ……」
[メイン] 暁美ほむら : ドロシーの言葉に頷く。
[メイン] テンマ : こくり、と同意。
[メイン]
ドロシー :
「おんなじ感じ?」
りょうを見る。
[メイン] 少年 : 「なんだおんなじか!警戒して損したぜ」
[メイン] ドロシー : 「なるほどねえ……OK、OK」
[メイン] 暁美ほむら : ……お見事。警戒心を無くしたわね。
[メイン] 暁美ほむら : で、あとは……"本題"、ね。
[メイン] ドロシー : こんなもんよお……3人に振り向きドヤ顔。
[メイン] 暁美ほむら : はいはい、と言った表情をドロシーへ。
[メイン]
テンマ :
近くにあった刀を拾い、自らのものにしつつ。
耳は傾けていて。
[メイン] 長谷川あおい : わぁすごいといった顔をドロシーに向ける
[メイン] テンマ : 「…………」
[メイン] テンマ : ぱちぱち。
[メイン] ドロシー : ふふん……!
[メイン] ドロシー : 「さて!」
[メイン] テンマ : 少しキラキラとした目をドロシーに見つめつつも。
[メイン] ドロシー : 「話は終わりじゃないわよ?」
[メイン] ドロシー : 「りょうアンタ、な~んか隠してるでしょ?」
[メイン] 少年 : 「か、隠してねぇよ」
[メイン] 暁美ほむら : ……嘘吐き、ねぇ。
[メイン]
ドロシー :
「ホントに~?」
距離を一つ詰めて。
[メイン] 少年 : 一歩下がる
[メイン]
テンマ :
「………」
ジト目を向ける。
[メイン] ドロシー : 「ど~したのかしら?」
[メイン] ドロシー : 挑戦的に笑いかける。
[メイン] ドロシー : 「隠してること、無いんでしょう?」
[メイン]
少年 :
「………」
隠したナイフを取り出す
[メイン] 少年 : 「ご、護身用だからな!変な勘違いすんなよ」
[メイン]
少年 :
「そこの姉ちゃんも拾ってるから別にいいだろ?」
テンマの方を向いて
[メイン] テンマ : 「……私は持っていないと手が落ち着かないので」
[メイン] ドロシー : こわ。
[メイン]
テンマ :
……半分嘘。
何があるかわからないため、警戒をしていることをアピールしてもしょうがない。
[メイン] 暁美ほむら : ……咄嗟に武器を確保しに行くのは……。
[メイン] 暁美ほむら : "非日常"にいる者の手段。
[メイン] 暁美ほむら : 私もだけれどもね。
[メイン] ドロシー : 「まっ、いいわ!」
[メイン] 暁美ほむら : 「それならいいわ、私も身を守る武器が欲しかったもの」
[メイン]
テンマ :
それ故に、咄嗟に動けなければ死んでしまう。
そう言った時は何度も経験してきた。
[メイン] 暁美ほむら : そう言い、拳銃を手にし、仕舞う。
[メイン] ドロシー : 「とはいえ!」
[メイン] テンマ : ドロシーの方を向く。
[メイン] ドロシー : 少年に向けてデコピンを一発!
[メイン] 暁美ほむら : ……あら。
[メイン] ドロシー : 「隠し事はダメ、でしょ?」
[メイン] テンマ : 「……… ええ…!?」
[メイン] 少年 : 「いてぇ!なにすんだよ!?」
[メイン] 少年 : 「わかったよ…以後気をつけまーす」
[メイン] テンマ : ……随分身近に接するんですね…。
[メイン] ドロシー : 「よろしい!」
[メイン] ドロシー : 「テンマにほむら、アンタらもよ~?」
[メイン] ドロシー : 「なーんか自然に危ないの取ってくんだから……」
[メイン] テンマ : 「……むう」
[メイン]
暁美ほむら :
「……」
目線を逸らす。
[メイン] テンマ : 「…私は大っぴらに拾いました」
[メイン] ドロシー : 「それはそれで怖い!」
[メイン] 暁美ほむら : 「………分かったわ、降参よ」
[メイン] テンマ : 「………むむ」
[メイン] 暁美ほむら : そう言い、拳銃を置く。
[メイン] テンマ : 「以後気を付けます」
[メイン]
ドロシー :
「あおいだけね、まったく……」
グチグチ言わないでいいのは。
[メイン] 長谷川あおい : 「あはは」
[メイン] 暁美ほむら : ……ふふ、本当にすごいわね。
[メイン]
テンマ :
とはいえ置いてはおかない。
…刀はトラブルを退けられる…はずだ、多分。
[メイン]
暁美ほむら :
ええ、これは、そうね。
刃は不要……貴女の言葉があるのなら。
[メイン]
テンマ :
……これは警戒が抜けていない、という証拠にもなってしまうが仕方ない。
…私という人間はこれありきでいきてきたのだから。
[メイン] ドロシー : 「よし!」
[メイン] ドロシー : 「お説教終わり!」
[メイン] ドロシー : 「次ね!」
[メイン] 暁美ほむら : 「こっちまで説教されちゃったわ」
[メイン] 暁美ほむら : 頷き、次の部屋へ向かう。
[メイン] テンマ : 「ええ」
[メイン] 飯島りょう : 「俺も一緒に行っていいか?」
[メイン] ドロシー : 「もっちろん!」
[メイン] テンマ : 「………む、構いませんよ」
[メイン]
暁美ほむら :
りょうの言葉に頷く。
ドロシーがいるのなら、平気ね。
[メイン] テンマ : …さっき話していた間でなら、この人は警戒に値するほどではなさそうだ…きっと。
[メイン] 飯島りょう : 「良く見たらお前らなんか女ばかりみたいだし、なにかあったら俺が守るよ」
[メイン]
暁美ほむら :
「あら、頼りになるじゃないの」
ふふ、と表情が緩む。
[メイン] ドロシー : 「守られるほど弱っちくないわ!」
[メイン] 飯島りょう : 「これでもウシ高では喧嘩が強い方なんだ!任せてくれよね」
[メイン] テンマ : 「……こちらこそ、あなたを守りますよ」
[メイン] 飯島りょう : 「あれ!?俺まるで頼りにされてない?」
[メイン] 暁美ほむら : 「ふふ……ふふふ」
[メイン] 長谷川あおい : やりとりをニコニコ見ている
[メイン] 暁美ほむら : 髪を手で掻き分け、揺らめかせる。
[メイン] テンマ : 「…………」
[メイン] テンマ : 「次行きましょう」
[メイン] テンマ : 肯定も否定もしない、話を逸らすように。
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ、そうしましょう」
[メイン] 暁美ほむら : 悪くないわね、この感じ。
[メイン] ドロシー : 「次ぃ~!」
[メイン] GM : 真っ白で、所々に金の装飾がなされた扉。
[メイン] テンマ : 聞き耳しましょう
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] テンマ : CCB<=90 シ協会フィクサー(目星/聞き耳/図書館/隠れる/隠す) (1D100<=90) > 48 > 成功
[メイン] GM : 何も聞こえない
[メイン] テンマ : 耳を扉へと当てて。
[メイン] テンマ : その後、4人に向かって首を横に振る。
[メイン] 暁美ほむら : テンマに頷く。
[メイン] 暁美ほむら : 「ありがとう」
[メイン] テンマ : 「…いえ、私も得意ですから」
[メイン] ドロシー : 「ふつーに喋ればいいのに……」
[メイン] テンマ : 「……むううう」
[メイン] 暁美ほむら : 「……テンマ」
[メイン]
テンマ :
そう言われたらかっこつけてるみたいじゃないですか。
………なんだか恥ずかしいような。
[メイン] テンマ : 「……な、なんですか…」
[メイン] 暁美ほむら : 「貴女、焦っているわね」
[メイン] 暁美ほむら : 「まぁ、こんな状況だもの、それは全員そうだけれども」
[メイン] テンマ : 「……そう見えましたか」
[メイン] 暁美ほむら : 「貴女は少し、違うわね」
[メイン] ドロシー : え、皆焦ってるの……?
[メイン] 暁美ほむら : 「ええ」
[メイン] 暁美ほむら : 「……私が言えたことじゃないけれども」
[メイン] 暁美ほむら : 「1人で抱え込み過ぎないこと、ね」
[メイン]
テンマ :
どうしてそれがわかったのだろうか…?
ほむらと顔を見合わせる。
[メイン] テンマ : 「……む」
[メイン] 暁美ほむら : 私も、同じだったから。
[メイン] 暁美ほむら : 「……"隠し事は無し"、ドロシーの言葉を貴女にも届けるわ」
[メイン]
テンマ :
……抱え込み、ですか。
そう見られても仕方ありませんが、私は私の役目を果たさないといけませんから。
[メイン] テンマ : 「……肝に銘じておきます」
[メイン] 暁美ほむら : ……と言っても、踏ん切りつかないわよね。ええ、それも分かるわ。
[メイン] 暁美ほむら : 「……それじゃあ、行きましょう」
[メイン] ドロシー : 「ええ!」
[メイン] テンマ : 「はい」
[メイン] ドロシー : 「行けばどうにかなるっ!」
[メイン] ドロシー : 扉開くわ!
[メイン]
GM :
開くと白い部屋に出た。白い部屋は、中心にトーチがあり、その上で炎が燃え盛っている。
しかし、その炎は熱い訳では無いことが、傍に寄って見ることで分かる。どうやら、偽物の火のようだ。
[メイン] GM : アイデアを振って下さい
[メイン] 暁美ほむら : ccb<=40 アイデア (1D100<=40) > 47 > 失敗
[メイン] テンマ : CCB<=50 アイデア (1D100<=50) > 92 > 失敗
[メイン] ドロシー : ccb<=55 (1D100<=55) > 41 > 成功
[メイン] ドロシー : ふっ
[メイン] テンマ : よくやりました!
[メイン] 暁美ほむら : よくやったわ!
[メイン] GM : ドロシーは燃え盛る炎の下にある筒は大きい。また、その筒の下、地面に近いところに、大きな穴が空けてあることに気づく。
[メイン]
ドロシー :
「ふむふむ」
筒の近くでしゃがみこんで、根元を見る。
[メイン] ドロシー : 「これは…………なるほどね」
[メイン] テンマ : 「……む…?…穴が開いてますね」
[メイン] テンマ : ドロシーの言葉を聞いて、近づき覗いてみる。
[メイン] 暁美ほむら : 「……そう、みたいね」
[メイン] ドロシー : 「そう。これは……」
[メイン] 暁美ほむら : 同じく、ドロシーの視線を先を見る。
[メイン] ドロシー : 「なにか入れる穴……!」
[メイン] 飯島りょう : 「なんだこりゃ?触っても熱くないし変なの」
[メイン] 暁美ほむら : 「………え?」
[メイン] 暁美ほむら : 同じく、手を触れてみる。
[メイン] 暁美ほむら : 「……本当ね」
[メイン] テンマ : 「……触って確かめたんですか…?危ないですよ…?」
[メイン] 飯島りょう : 「男は度胸よ」
[メイン] ドロシー : 「ふうん、幻の火ってわけぇ?」
[メイン]
テンマ :
とはいえ、二人の様子を見る。
……熱がってもいないし、本当のようですね…
[メイン] 暁美ほむら : 「はいはい、怪我しても誰も面倒見ないよ」
[メイン]
テンマ :
「……そういうものですか」
真に受けている。
[メイン] テンマ : 「しかしこの部屋は……一体、何の部屋でしょうかね」
[メイン] 暁美ほむら : ……偽物の火、ね……何か意味があるのは確か……。
[メイン] テンマ : ぐるりと部屋の中を見る。
[メイン] テンマ : 目星します
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] テンマ : CCB<=90 シ協会フィクサー(目星/聞き耳/図書館/隠れる/隠す) (1D100<=90) > 2 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] テンマ : !
[メイン] 暁美ほむら : !
[メイン] GM : えぇ…
[メイン] ドロシー : つよい
[メイン] テンマ : フゥン
[メイン]
GM :
テンマはトーチの側面に文字が刻まれていることに気づく。
また、床にカードが落ちていることにも気づく。
[メイン] テンマ : 「……おや、これは……」
[メイン] テンマ : 文字を見つめます
[メイン] GM : 『くすんだ鉄は身を貫く。聖なる銀は心を穿つ。』
[メイン] テンマ : 「………?」
[メイン] テンマ : 取りあえず共有しようか、と顔を上げると…カードが目に入る。
[メイン] テンマ : カードを拾い、そこに書かれたものを読みます
[メイン]
GM :
石でできた薄いカード。
裏も表も何も書かれていない。
[メイン] テンマ : 「……ふむ」
[メイン]
GM :
これも開示します。
テンマは壁の隅に文字が掘られていることに気づく。
[メイン] テンマ : ……怪しげなカードですね。
[メイン] テンマ : …そう思うと、壁にも何か書かれていることがわかり、見つめてみる。
[メイン] テンマ : ……やけに書かれていることが多い…
[メイン] GM : 『聖なる加護が欲しくば主に捧げよ、しからば主は聞き届けるであろう』
[メイン] テンマ : 「……ふむ」
[メイン] GM : テンマはアイデアをどうぞ
[メイン] テンマ : CCB<=50 アイデア (1D100<=50) > 57 > 失敗
[メイン] テンマ : うぐっ
[メイン] GM : なにも
[メイン] ドロシー : ゾッ
[メイン] テンマ : 「……皆さん、3つ…不審なモノを見つけました」
[メイン] ドロシー : 「うん?」
[メイン] テンマ : 立ち上がり、トーチを指さす。
[メイン] 暁美ほむら : 「……?何かしら」
[メイン] 飯島りょう : 「なんだ?なんだ?」
[メイン] 長谷川あおい : テンマの話に耳を傾ける
[メイン] テンマ : 「…『くすんだ鉄は身を貫く。聖なる銀は心を穿つ。』」
[メイン] テンマ : 「と、側面に書いてありました」
[メイン]
テンマ :
そして、と石のカードを見せる。
「書かれていませんが、何かに使うのかもしれません」
[メイン] 飯島りょう : 「わからん。日本語で頼む」
[メイン] 暁美ほむら : 「………ふむ」
[メイン] 暁美ほむら : ……正直。
[メイン] 暁美ほむら : 何も分からないわね。
[メイン]
テンマ :
「……そして、極めつけは…あの文字です」
壁に書かれた文字を指さして。
[メイン] 暁美ほむら : 「………主、ね」
[メイン] ドロシー : 「ふ~む……」
[メイン] テンマ : 「……これを見て、何かひらめきそうだったのですが」
[メイン]
テンマ :
「……私には、掴むことが出来ませんでした
…皆さんはいかがでしょう」
[メイン] GM : ほむらとドロシーもアイデアいいですよ
[メイン] 暁美ほむら : ccb<=40 アイデア (1D100<=40) > 16 > 成功
[メイン] 暁美ほむら : ほむん
[メイン] ドロシー : !
[メイン] テンマ : !!
[メイン] GM : ほむらははるか昔、人間は主に捧げる供物を炎の元に置いたということを思い出す。
[メイン] 暁美ほむら : 「……そういえば、こんな話を聞いたことがあるわね」
[メイン] 暁美ほむら : 「大昔、まだ文明も、技術も未熟だった時代、人は常に天災を恐れ続けていた」
[メイン] 暁美ほむら : 「だから人は、頼った」
[メイン] 暁美ほむら : 「超越的な存在……神に」
[メイン] 暁美ほむら : 「人は、神に供物を捧げることで、良天候や豊作の成就を願った」
[メイン] 暁美ほむら : 「……この場所は、それに酷似しているわね」
[メイン] テンマ : 「……それを再現しているものだと」
[メイン] ドロシー : 「なんか捧げてオイノリしとけばいいってこと~?」
[メイン] 飯島りょう : 「へ~!物知りなんだなあんた」
[メイン] 暁美ほむら : 「……そういうこと、なのかしらね」
[メイン] 暁美ほむら : 耳元を少し赤らめながら、視線を逸らす。
[メイン] テンマ : 「では…捧げられそうなもの……ですか」
[メイン]
飯島りょう :
「ほいっと」
ナイフをトーチへ投げる
[メイン] テンマ : 「…なぬっ」
[メイン] テンマ : 少したじろぐが、何か起こるのかと辺りを見回す。
[メイン]
飯島りょう :
「なんだ。普通に出てきただけじゃねーか」
トーチの下からナイフを取り出す
[メイン] 暁美ほむら : 「ちょ、ちょっとりょう……!?」
[メイン] ドロシー : 「こ、こういう造りなのね……」
[メイン] 暁美ほむら : 本当にビックリさせるわね……!
[メイン]
飯島りょう :
「だって俺これしか持ってないしさ」
ナイフを見せる
[メイン] GM : なんかピカピカしていますね
[メイン] テンマ : 「…むむう…結果オーライとはいえ……あれ?」
[メイン] テンマ : 光の反射か、明るくなっているそれを見る。
[メイン] ドロシー : 「(^^)!?」
[メイン] 暁美ほむら : 「………?」
[メイン] 暁美ほむら : 目星
[メイン] ドロシー : 銀色?
[メイン] テンマ : 目星とかできたりします?
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] 暁美ほむら : ccb<=95 直観 (1D100<=95) > 90 > 成功
[メイン] GM : 銀製に見える
[メイン] 暁美ほむら : 「………銀」
[メイン] 暁美ほむら : 「それも、表面だけじゃないわね……この重さ……」
[メイン] 暁美ほむら : 「……りょう、貴方……銀のナイフ、持っていたかしら」
[メイン] 飯島りょう : 「あれ?そうなの重さとか全然わかんなかったけど」
[メイン] 飯島りょう : 「いやさっきの部屋で見つけたやつだから普通の鉄のナイフじゃねぇの?」
[メイン] 暁美ほむら : 「…………鉄……」
[メイン] ドロシー : 「なるほどねえ……」
[メイン] テンマ : 「……異常」
[メイン] テンマ : 「……変わったということですか」
[メイン] 暁美ほむら : くすんだ"鉄"は身を貫く……。聖なる"銀"は心を穿つ……。
[メイン] ドロシー : 「これがカゴってやつ?」
[メイン] 暁美ほむら : この炎は、鉄を銀にする……?
[メイン] テンマ : 鉄から銀に……?
[メイン]
飯島りょう :
「ほいっと」
また投げ入れる
[メイン] 暁美ほむら : 銀のナイフの先を、指でつっついてみる。
[メイン] GM : 痛くもかゆくもありませんね
[メイン] 暁美ほむら : 鉄が身を貫き、銀は心を穿つなら……。
[メイン] 暁美ほむら : ……なるほど、やっぱり。
[メイン]
飯島りょう :
「よしよし、また出てきた」
ナイフを拾う
[メイン] 暁美ほむら : “天使を見つけろ、悪魔を見つけろ。”
[メイン] 暁美ほむら : ……この銀のナイフは……。
[メイン] 暁美ほむら : 天使と悪魔を……見分ける手段……?
[メイン] 暁美ほむら : 「……テンマ、ドロシー、あおい、りょう、見て」
[メイン] ドロシー : 「むん?」
[メイン] テンマ : 「………はい?」
[メイン] 暁美ほむら : そう言い、ほむらは銀のナイフを。
[メイン] 暁美ほむら : 自身の太ももに刺す。
[メイン] 飯島りょう : 「あん?」
[メイン] テンマ : ほむらへと顔を向ける。
[メイン] 飯島りょう : 「!?」
[メイン] テンマ : 「……!?何を……」
[メイン] 長谷川あおい : 「うえっ!?」
[メイン] ドロシー : 「はい!?」
[メイン] 暁美ほむら : 「……全く痛くないのよ、これ」
[メイン] 暁美ほむら : 血は出ているかどうかは、知らないけど。
[メイン] 飯島りょう : 「手品かなんかか?」
[メイン] 暁美ほむら : そう言い、銀のナイフを引き抜いてみる。
[メイン] ドロシー : 「アンタ……アンタねえ……!」
[メイン] 暁美ほむら : ……血は、出るかしらね。
[メイン] テンマ : 「………………」
[メイン] 暁美ほむら : 自身の太ももを見る。
[メイン] テンマ : 「………ヒヤヒヤ、したんですけど」
[メイン] GM : 血は出ていない
[メイン] 暁美ほむら : 「………ごらんの通りよ」
[メイン] 長谷川あおい : 「びっくりしました」
[メイン] 暁美ほむら : 「驚かせてしまったわね、ごめんなさい」
[メイン] テンマ : 「だからってやる前に一言とか……もう」
[メイン] ドロシー : 「違うんだけど!?」
[メイン] 暁美ほむら : ほむらの目つきが、変わる。
[メイン] 暁美ほむら : ……悪魔と天使。
[メイン] 暁美ほむら : この中に、いるのでしょうね。
[メイン] テンマ : ……何をするのかとか、あるだろうに。
[メイン] 暁美ほむら : そしてこれが、確かめる手段なのだから。
[メイン]
暁美ほむら :
「テンマ、はい」
刃の部分をギュッと持ち、銀のナイフの持ち手の部分をテンマへ渡す。
[メイン] ドロシー : 驚く驚かないの問題じゃないわよね……
[メイン] ドロシー : 「はあ?」
[メイン] テンマ : 「………え?」
[メイン] 暁美ほむら : 「確かめるのよ」
[メイン] テンマ : それを持たされるが。
[メイン] 暁美ほむら : 「天使、そして悪魔を」
[メイン] テンマ : 「……私が、ですか」
[メイン] 暁美ほむら : 頷く。
[メイン] ドロシー : 「ほむら、アンタ……」
[メイン] テンマ : ………。
[メイン] ドロシー : 「おっかしぃんじゃないの!?」
[メイン] 飯島りょう : 「俺もそう思う」
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ、おかしいでしょうね」
[メイン] 暁美ほむら : 「ただ、もう全ての情報は得た」
[メイン] 暁美ほむら : 「そして御題は、天使と悪魔を探せ」
[メイン]
テンマ :
「………これで心を貫くことが出来る…ですか」
手にあった刃物を見つめながら。
[メイン] 暁美ほむら : テンマに頷く。
[メイン] ドロシー : 「だからってさあ……!」
[メイン] 飯島りょう : 「良くわかんねぇけど素人に手品させたら怪我しそうだぞ」
[メイン]
テンマ :
「………」
ほむらの目を見る。……やけに真剣そうだけど。
[メイン] テンマ : 「その前に……試したい事をしてもいいですか?」
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ、良いわよ」
[メイン] テンマ : 鉄は銀に、ならそれ以外はどうなるのだろうかということを。
[メイン]
テンマ :
こくり、と頷いて。
カードをトーチへと送る。
[メイン] GM : トーチの下からカードが出てきました
[メイン] テンマ : 目星!
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] テンマ : CCB<=90 シ協会フィクサー(目星/聞き耳/図書館/隠れる/隠す) (1D100<=90) > 7 > スペシャル
[メイン] テンマ : 手に取って確かめる。
[メイン] GM : 特に変化は見受けられない
[メイン] テンマ : 「……何も変わりませんね、やはり鉄だけ…ということですか」
[メイン] 暁美ほむら : 「……そうみたいね」
[メイン] ドロシー : 「なるほどね……」
[メイン] 暁美ほむら : 「さて……"天使"、そして"悪魔"の定義をよく思い出してほしいわ」
[メイン] 暁美ほむら : 「天使は人に取りつくもの」
[メイン] 暁美ほむら : 「そして、悪魔は人の心に住むもの」
[メイン] 暁美ほむら : 「このナイフは、悪魔の選別法にはなるんじゃないかしら?」
[メイン]
テンマ :
「……む……」
[メイン]
テンマ :
「………それ以外仕方なし、という事でもありますか」
ここや他の部屋は調べた、他の方法はない。
[メイン] ドロシー : 「それでいいの……?」
[メイン] ドロシー : 「仕方ないでやっていいわけ?」
[メイン] 暁美ほむら : 「私は先に"白"を証明したわ」
[メイン] 暁美ほむら : 「もし不安なら、私の心臓にナイフを突き立ててみてもいいわ、"心を穿つ"……だものね」
[メイン] 暁美ほむら : そう言い、両手を広げる。
[メイン]
テンマ :
「……いえ、なら…証明しますよ
傷がつかなかったのはほむらさんが見せてくれましたから…」
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ、ありがとうテンマ」
[メイン] ドロシー : 「むう……」
[メイン] テンマ : 「……仕方ない、ではなく。自らの潔白のために」
[メイン] ドロシー : 嫌なら嫌って言っていい、って言いたかったんだけどな。
[メイン] テンマ : そう言って、指に傷を付けようと。
[メイン]
テンマ :
刃物を指にはわせる。
……これで傷が出来ても、慣れっこだから…。
[メイン] GM : SANc(1/1d3+1)
[メイン] テンマ : ……ふむ
[メイン] テンマ : CCB<=60 (1D100<=60) > 97 > 致命的失敗
[メイン] テンマ : 1d3+1 (1D3+1) > 1[1]+1 > 2
[メイン] system : [ テンマ ] SAN : 60 → 58
[メイン] GM : テンマは自分の中のなにかが傷ついたように感じた
[メイン] テンマ : ちくり。
[メイン] テンマ : ……え?
[メイン] 暁美ほむら : 「……………。」
[メイン] 暁美ほむら : その様子を、じっと見る。
[メイン] ドロシー : 「……」
[メイン] テンマ : この痛みは、外傷ではない。
[メイン] テンマ : ……知らない、刺激だ。
[メイン] テンマ : ……これは……一体……。
[メイン] テンマ : ………
[メイン] テンマ : ”心を傷つけられた”?
[メイン] テンマ : 「……っ、これ……は」
[メイン] テンマ : 狼狽えるような顔が出てしまう。
[メイン] 暁美ほむら : 「……………痛いのね」
[メイン] 暁美ほむら : 静かな表情で
[メイン] ドロシー : 「テンマ……」
[メイン] テンマ : 「……そんな、……私が……そうなのでしょうか」
[メイン] テンマ : 「…嘘吐き」
[メイン] 暁美ほむら : 「……………」
[メイン] 暁美ほむら : 「さぁ、どうかしらね」
[メイン]
テンマ :
……ああ。なんでだろう。
…自分自身に嘘を吐いていたのか。
私は……どこまで、本当なのか?
[メイン] 暁美ほむら : ………真実は、いつだってそう、残酷なもの。
[メイン] テンマ : 「…………」
[メイン] ドロシー : 「……どっちだっていいんじゃないの!?」
[メイン] テンマ : 「………え」
[メイン] テンマ : 暗い顔を上げて、向ける。
[メイン] ドロシー : 「アンタが嘘吐きだとしても関係ないでしょ」
[メイン] 暁美ほむら : ドロシーの方へ顔を向ける。
[メイン] 暁美ほむら : 静かな表情で。
[メイン] ドロシー : 「悪魔が心に住むとして、それが何なの?」
[メイン] 暁美ほむら : 「………。」
[メイン] テンマ : 「……それは…」
[メイン] 暁美ほむら : へぇ……なるほど……。
[メイン] ドロシー : 「……分からない!?」
[メイン]
テンマ :
確かにそうだ……例え悪魔だとしても。
………私には…そうだろうと関係ない。
[メイン] テンマ : どこまで私が本当であるかなんて、この場には意味がないことだ。
[メイン] テンマ : 「……わ、わかりましたから!圧が強いです!」
[メイン] テンマ : 暗い顔が、それに押されてあわただしくなる。
[メイン] ドロシー : 「それでいいのよ」
[メイン] ドロシー : 「……どいつもこいつもおかしいの!」
[メイン] 暁美ほむら : 「………そう、ね」
[メイン] 暁美ほむら : 「頭、冷やしてくるわ」
[メイン] ドロシー : 「平気でナイフ刺すとか、ちょっと嘘つきなくらいで暗い顔するとか」
[メイン] 暁美ほむら : 踵を返し、部屋から出る。
[メイン] テンマ : ……私の過去は、過去と触れる時になってから考えよう。
[メイン] ドロシー : 横目で見送って。
[メイン]
暁美ほむら :
………私は、私は。
"切り捨てられるの?"
[メイン] ドロシー : ほむらの背中に届くように……
[メイン] ドロシー : 「……バカばっかり!」
[メイン] 飯島りょう : 「何か良くわかんねーけど、お前ら大丈夫か?」
[メイン] 暁美ほむら : ここから出るには、おそらくは"犠牲"が必要。
[メイン] テンマ : 「……あはは、バカかもしれませんね」
[メイン] ドロシー : 「ふん、大丈夫よ」
[メイン] 暁美ほむら : ……私は、その犠牲を、押し付けられるの?
[メイン] テンマ : ……その勢いに、押されて。
[メイン] テンマ : 「……はい」
[メイン] 飯島りょう : 「まっそれならいいんだけどよ」
[メイン] 暁美ほむら : ………何が、"正解"なのかしらね。
[メイン] 飯島りょう : 「これ全部銀にできるから金儲けに使えそうだな!」
[メイン] 飯島りょう : 「武器の部屋に戻って持ってこよーぜ!」
[メイン] ドロシー : 「ええ……」
[メイン]
テンマ :
「……か、金儲け…?」
まずここから出る方法もわからないけど……
[メイン] ドロシー : お気楽すぎでしょ……。
[メイン] テンマ : 「……まあ、見落としもあるかもしれませんから…一度部屋に戻るのもいいかもしれませんね」
[メイン] ドロシー : 「まあ……そうね……」
[メイン] ドロシー : 「ほむらも追いかけないと、だしね」
[メイン] テンマ : 全てを銀にするかはともかく。
[メイン] テンマ : 「……はい、何をしているか…不安です」
[メイン] ドロシー : ヘコんでそうだったし。そろそろ落ち着いてればいいんだけどね。
[メイン] テンマ : 張り詰めた表情をしていましたから…。
[メイン] テンマ : 「……行きましょう」
[メイン] テンマ : と、扉を開けて出る。
[メイン] 飯島りょう : 「行こう行こう」
[メイン] 長谷川あおい : 黙ってついていく
[メイン] ドロシー : 出るわ
[メイン] テンマ : 扉を出た後、見た顔が。
[メイン] 暁美ほむら : 最初に部屋に戻ると、ほむらは壁に取り掛かり、目を瞑っていた。
[メイン] テンマ : …ほむらの姿。
[メイン] 暁美ほむら : 「……………。」
[メイン] 暁美ほむら : 扉を開ける音に反応し、目を開ける。
[メイン] テンマ : 「……まだ、決断する時じゃないかもしれません」
[メイン] 暁美ほむら : テンマの方を静かに見て。
[メイン] 暁美ほむら : 「……そう、ね」
[メイン]
テンマ :
「……そう、張り詰めなくてもいいと思います」
ぎこちない笑みを見せる。
[メイン] ドロシー : うんうん。
[メイン] 暁美ほむら : 「………ふふ、焦り過ぎていたのは、私の方ね」
[メイン] テンマ : あ、笑って古傷のせいでほっぺがいたい。
[メイン] 暁美ほむら : 自傷的な笑みを見せる。
[メイン] テンマ : 顔が若干引き吊る。
[メイン] ドロシー : 「何その顔」
[メイン] テンマ : 「…ちょっと痛くて…励まそうと笑ってみたんですが」
[メイン] テンマ : 顔にあるガーゼをさすりつつ。
[メイン] 暁美ほむら : 「………ふふ、ふふふ……そう……あんなことしたのに許すのね……」
[メイン] 暁美ほむら : 「貴女達の方がよっぽど、お人好しじゃないの」
[メイン] ドロシー : 「……いい顔なんじゃない?」
[メイン] テンマ : 「…む」
[メイン] テンマ : ……そう言われると恥ずかしい。
[メイン] ドロシー : 「それはまあ私が性格も良いのは当然だけど……」
[メイン] テンマ : 赤みの掛かった顔を隠そうと縮こまる。
[メイン] テンマ : 「……ええ、ドロシーさんはいい人ですよ」
[メイン] テンマ : 「……では、まだ何か見つけていないものが無いか…探してみましょうか」
[メイン] ドロシー : 「知ってる~」
[メイン] ドロシー : 「よし、やりましょうか」
[メイン] 暁美ほむら : ……降参、ね。
[メイン] 飯島りょう : 「なんか知らんが話がまとまったようだから武器庫にゴーだ」
[メイン] テンマ : ちらりと全員の顔を見た後。
[メイン] 暁美ほむら : 「ええ、わかったわ」
[メイン] 暁美ほむら : 寄りかかった壁から離れ、全員の後ろへ着く。
[メイン] テンマ : 冷えた鉄の戸を手で押して、進む。
[メイン] テンマ : 武器庫ですかね
[メイン] GM : はい
[メイン] 飯島りょう : 「さてナイフを集めるか」
[メイン]
暁美ほむら :
……………?
何を、しているのかしら……。
[メイン] 暁美ほむら : ……ま、まぁ、ドロシー達の考えがあってのことなのでしょうね、ええ、きっとそう。
[メイン] テンマ : 一応見落としたものがないか、くまなく部屋を探そうとしている。
[メイン] GM : ほむらはナイフを集めるアホの頭上の壁に、石でできたナイフが刺さっていることに違和感を覚える
[メイン] 暁美ほむら : 「…………ん」
[メイン] 暁美ほむら : そのナイフのもとへ歩き、手に取り、引っこ抜く。
[メイン] GM : 抜けませんね
[メイン] 暁美ほむら : 「……!?」
[メイン] テンマ : 「……おや」
[メイン] 飯島りょう : 「あーそれな。俺も気になってたんだけど、よくわかんねぇんだよな!引っ張ってみても抜けねえし、飾りなんじゃねーの?」
[メイン]
暁美ほむら :
「……むぐぐ………!」
ムキになって思いっきり引っこ抜こうとしているほむら。
[メイン] ドロシー : 「飾りねえ……」
[メイン] テンマ : ナイフと格闘している姿を見つめる。
[メイン] ドロシー : 「何やってんの?」
[メイン] テンマ : ……自棄になってないかな?
[メイン] 暁美ほむら : 声が耳に入り、やめる。
[メイン] テンマ : 無言で見つめる。
[メイン] 暁美ほむら : 「……なんでもないわ」
[メイン] 暁美ほむら : 静かな表情で、髪を掻き分け揺らす。
[メイン] ドロシー : 「何でもない感じじゃなかったけど……」
[メイン] 暁美ほむら : ……ちょっと恥ずかしいわね。
[メイン] テンマ : 「……まあ、何もないんでしょう」
[メイン]
ドロシー :
「まあ……大丈夫(?)」
フォローしてあげましょう……
[メイン] GM : 全員アイデアをどうぞ
[メイン] テンマ : 「…石ですか、このカードも…石ですが…何か関係あるのでしょうか」
[メイン] 暁美ほむら : ccb<=40 アイデア (1D100<=40) > 71 > 失敗
[メイン] テンマ : CCB<=50 アイデア (1D100<=50) > 53 > 失敗
[メイン] ドロシー : ccb<=55 (1D100<=55) > 60 > 失敗
[メイン] ドロシー : IQ28
[メイン] 暁美ほむら : アホ集団
[メイン] 長谷川あおい : ccb<=85 (1D100<=85) > 34 > 成功
[メイン] テンマ : 悲しいでしょ
[メイン] テンマ : !
[メイン] 暁美ほむら : !
[メイン] ドロシー : !
[メイン] 長谷川あおい : 「引いてもダメなら…押してみるのはどうでしょうか?」
[メイン] 暁美ほむら : 「………!」
[メイン] 暁美ほむら : 「え、ええ、そうね、もちろん知ってたわ、今試そうとしていたところよ」
[メイン] 暁美ほむら : そうしてナイフをグッと押す。
[メイン] 長谷川あおい : ニコニコしている
[メイン] GM : 押し込むことで壁が動き、白い扉②が現れる。扉は閉められていて開かない。薄い何かが差し込める凹みがある。
[メイン]
テンマ :
…ほむらさんのことなのだし、気づいていたんだと思う…
多分。
[メイン]
ドロシー :
「……」
生暖かい目。
[メイン] 暁美ほむら : ……視線が……!
[メイン] 暁美ほむら : 「……!」
[メイン] 暁美ほむら : 「窪み……」
[メイン] テンマ : 「……む」
[メイン] 飯島りょう : 「うお!隠し扉か?かっけーな!」
[メイン]
ドロシー :
「へえ……!」
👀✨
[メイン] テンマ : もしかして……?
[メイン] 暁美ほむら : テンマの方へ向き、頷く。
[メイン] テンマ : ほむらへと頷き返す。
[メイン] テンマ : そして、手に持ったカードをそこにはめようとする。
[メイン] GM : カードを差し込むと、扉が開く
[メイン] テンマ : 「……!」
[メイン] テンマ : 「……開いた、みたいです」
[メイン] 暁美ほむら : 「……いじわるな仕掛けね」
[メイン] テンマ : 「…仕掛けを作るくらいの何かが、ここにはあるのかもしれません」
[メイン] テンマ : そうして…その中へと、一歩。
[メイン] ドロシー : 意地悪かしら……?
[メイン] ドロシー : まあいいでしょう。
[メイン] GM : 中は先程までいた部屋と変わらず、白い部屋だった。左側の壁には白い扉があります。
[メイン] GM : ただし、部屋の右側には、そこを占拠するかのように虹色の輝きを持ち、黒の体から悪臭を漂わせるいくつもの目を持った怪物がうにょうにょと自らの体を変形させていた。SANc(1d3/1d8)
[メイン] 暁美ほむら : 1d100<=41 SANc (1D100<=41) > 10 > 成功
[メイン] テンマ : おわァアア~~~~
[メイン] 暁美ほむら : 1d3 (1D3) > 3
[メイン] テンマ : CCB<=58 (1D100<=58) > 56 > 成功
[メイン] system : [ 暁美ほむら ] SAN : 41 → 38
[メイン] ドロシー : ccb<=SAN
[メイン] テンマ : 1d3 (1D3) > 3
[メイン] ドロシー : 🌈
[メイン] system : [ テンマ ] SAN : 58 → 55
[メイン] 暁美ほむら : 🌈
[メイン] ドロシー : ccb<=35 (1D100<=35) > 77 > 失敗
[メイン] テンマ : 🌈
[メイン] ドロシー : 1d8 (1D8) > 4
[メイン] 暁美ほむら : セーフ
[メイン] system : [ ドロシー ] SAN : 35 → 31
[メイン] ??? : 「テケリ・リ!テケリ・リ!」
[メイン] ドロシー : こんなもんよ
[メイン] 飯島りょう : 「うわ!?なんだあれ?」
[メイン] 暁美ほむら : 「っ……!?」
[メイン] テンマ : 「………ッ…!?」
[メイン] 暁美ほむら : しまっ……!?
[メイン] ドロシー : 「な、なな、な……!」
[メイン] 長谷川あおい : 「こわい」
[メイン] ドロシー : 「何よこれー!?」
[メイン] 暁美ほむら : まずい、まずいまずい……!!
[メイン] テンマ : 一歩、前に出て。刀へと手を添える。
[メイン] 暁美ほむら : 「こ、ここから早く離れないと……!」
[メイン] 暁美ほむら : 「……テンマ!戻りなさい!」
[メイン]
テンマ :
……いや、今すぐには…襲ってこない?
[メイン] テンマ : ……それなら敵意を刺激しない方が、安全…!
[メイン] GM : それは探索者たちが部屋に入ると自らの持つ無数の目で監視するように見つめる。
[メイン]
テンマ :
「……は、はい!」
そうして戻る。
[メイン] ドロシー : 「み、見てるんですけど……!」
[メイン] 暁美ほむら : そうして、左側にある扉を見て。
[メイン] 暁美ほむら : 「あそこへ走るわよ……!」
[メイン] テンマ : 「……はい!」
[メイン] 暁美ほむら : そうして駆け出し、次の部屋へ。
[メイン] 飯島りょう : 「わかった!」
[メイン] テンマ : そうして、足を駆ける…
[メイン] テンマ : …この部屋は、一体…?
[メイン] 長谷川あおい : 「ひえええ~」
[メイン] ドロシー : 「おーけぇい!」
[メイン] テンマ : と部屋全体を一応目星します
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] テンマ : CCB<=90 シ協会フィクサー(目星/聞き耳/図書館/隠れる/隠す) (1D100<=90) > 56 > 成功
[メイン] GM : 変な生物以外は目立ったものはないようだ
[メイン] テンマ : …その化物に見切りをつけて。
[メイン] テンマ : …いや、よく見ても…あれは相手にするものじゃない。
[メイン] テンマ : と、左の部屋の扉を開きます
[メイン]
GM :
扉を開けばそこは石でできた空間でした。
床には3枚の真っ白な紙と、何かが書かれた紙、1本のペンが置かれている。
また、左の壁には白い扉がある。
[メイン] 暁美ほむら : 「はぁ……はぁ……」
[メイン] 暁美ほむら : 滲んだ汗を袖で拭きつつ。
[メイン] 暁美ほむら : 「……これは……」
[メイン] 暁美ほむら : 紙を見るわ
[メイン]
GM :
『何かが書かれた紙』
Q、これは何?
A、ここに問を書けば、主が聞きとどけるであろう。主が問の答えを知っているのなら、主は答えを記すだろう。
[メイン] GM : と書かれている
[メイン] テンマ : 「……ふう、ふぅ…」
[メイン] 暁美ほむら : 「主………」
[メイン] ドロシー : 「ひぃー……」
[メイン] テンマ : ……ここは…石の部屋……?
[メイン] テンマ : ここも部屋全体目星です
[メイン] 飯島りょう : 「なんだったんだよ、あれ…」
[メイン]
暁美ほむら :
……これは……好機……!
私が、私の力を取り戻すための……!
[メイン] 長谷川あおい : 「こわかった」
[メイン] テンマ : 「…考えない方が、よろしいかと…」
[メイン]
暁美ほむら :
どうしたら、私は、元の力を手に入れられるか……!!
………。
……いえ、それは……違うわね。
[メイン] ドロシー : 「これ、戻るのにまた同じ部屋通るの……?」
[メイン] 暁美ほむら : こんな悪趣味の空間で……主の声を聞く……?
[メイン] 暁美ほむら : 阿呆らしいわね。
[メイン] GM : 部屋全体というか紙に目星できますね
[メイン]
テンマ :
……今までの私の記憶。
”嘘か真かわからない”記憶では、ああいった化け物には会って来た。
[メイン] テンマ : じゃあしますか…
[メイン] テンマ : CCB<=90 シ協会フィクサー(目星/聞き耳/図書館/隠れる/隠す) (1D100<=90) > 32 > 成功
[メイン]
GM :
Q、の元に書かれている文は、ペンで書かれているようだ。
また、A、の元に書かれている文は、まるで印刷されているかのような印象を受ける。
[メイン]
暁美ほむら :
それに、ええ、そうよ。
天使と悪魔を見分ける方法があっても、それらが人の心に住み着いていても……なんだって話、よ。
私は………この場にいる全員を……捨てられない。
[メイン]
暁美ほむら :
「……ちょうど3枚あるわね」
真っ白な紙とペンを拾い
[メイン] 暁美ほむら : 「それじゃあ……そうね……」
[メイン] 暁美ほむら : あおいとりょうに渡しても、仕方ないわね、ええ。
[メイン] 暁美ほむら : 「テンマ、ドロシー」
[メイン] ドロシー : 「うん?」
[メイン] 暁美ほむら : そう言い、紙とペンを渡す。
[メイン] テンマ : 「……はい」
[メイン] テンマ : その二つを受け取る。
[メイン] 暁美ほむら : 「何か好きに書いたらいいんじゃないかしら、神の声、聞けるらしいわよ」
[メイン] 暁美ほむら : 「私は……はい、これよ」
[メイン] 暁美ほむら : そう言い、既に書いた紙を見せる。
[メイン] ドロシー : 「へえ~」
[メイン] テンマ : 「……む」
[メイン] 暁美ほむら : 『あなた達と仲良くなりたい、どうしたらいい?』
[メイン] テンマ : その文字を見つめる。
[メイン] テンマ : ……………。
[メイン] ドロシー : (^^)?
[メイン]
GM :
ほむらが書いた質問の下に
『天使と悪魔を殺せと浮き出てくる』
[メイン] テンマ : 「……気恥ずかしいような質問ですね」
[メイン]
暁美ほむら :
「……ご覧の通り、神に聞いたって仕方ないってことよ」
そう言い、"かみ"を捨てる。
[メイン] テンマ : 顔を服に沈め、ぼそぼそと。
[メイン]
ドロシー :
「あら」
浮き出てた文字を見て。
[メイン] テンマ : 「……なるほど」
[メイン] ドロシー : 「カミサマも雰囲気ってのを知らないみたいね~」
[メイン] テンマ : 「ええ、全くですよ……期待した私が変じゃないですか…」
[メイン] テンマ : 後半はやはり、ぼそぼそと聞き取りにくい。
[メイン] 暁美ほむら : 「……ふふ、ほんと、そうよ」
[メイン] 暁美ほむら : 髪を掻き分け揺らす。
[メイン] ドロシー : 「期待って何の期待よ?」
[メイン] テンマ : 「む、むううう……!!」
[メイン] テンマ : 「……き、聞かなくったってわかるでしょう!」
[メイン] 暁美ほむら : ……ドロシー……それ言っちゃ駄目なヤツよ……。
[メイン] テンマ : ……ドロシーさんだって、雰囲気わかってないじゃないですか…!
[メイン] ドロシー : 「え、ええ……?」
[メイン]
ドロシー :
「なんかごめんなさいね」
てへ。
[メイン] 暁美ほむら : 「……はいはい、お終いよ」
[メイン] 暁美ほむら : 「2人も好きに書いたらいいんじゃないかしら、神の声聞き放題よ」
[メイン] テンマ : 「………むう」
[メイン] 暁美ほむら : ロクな神じゃないけれどもね。
[メイン] テンマ : 「……………書くだけ、書きますか」
[メイン] テンマ : …………気になっていることを。
[メイン] テンマ : ……『私の過去は、本当に存在しているのか』
[メイン] ドロシー : 質問、質問ねえ……。
[メイン] テンマ : そう、紙に言葉を連ねてみる。
[メイン]
GM :
テンマの質問の下に答えが浮き出る
『存在している。だが一部をお前は忘れている』
[メイン] テンマ : 「……一部」
[メイン] テンマ : 浮かび上がったそれを、全て鵜吞みにするわけではないが。
[メイン] テンマ : ……その一部は、どこに消えたのだろう。
[メイン] ドロシー : 「難しい顔してるわね?」
[メイン] 暁美ほむら : 「……………。」
[メイン] テンマ : 「……む」
[メイン] テンマ : 「顔に出やすいんでしょうか」
[メイン]
テンマ :
顔を触れてみる。
むにむに。
[メイン] 暁美ほむら : 「ドロシーほどではないけれどもね」
[メイン] ドロシー : 「はあ?」
[メイン]
ドロシー :
「……なんにしてもねえ、気にしすぎない方がいい!」
不本意そうな表情を飲み込み。
[メイン] テンマ : 「…ああ……。」
[メイン]
テンマ :
どこか納得した顔で。
……まあ、コロコロと変わりますからね。
[メイン] テンマ : 「…ええ、あんまり気にしないことにします」
[メイン] ドロシー : 「自分が今、生きてる時間を大事にすることね」
[メイン] 暁美ほむら : ……そう、ね。
[メイン] テンマ : 紙を、ペンと共に床へと置く。
[メイン] 暁美ほむら : その言葉、私も教訓とさせてもらうわ、ドロシー。
[メイン] ドロシー : 「次元の魔女様のありがたいお言葉よ……」
[メイン] ドロシー : したり顔。
[メイン] テンマ : 「…私たちは今に生きてますからね」
[メイン] テンマ : 「は、ははぁ~」
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ、"今"を生きているわ」
[メイン] テンマ : 次元の魔女。よくわからないが崇めてた方がいいのかな。
[メイン]
暁美ほむら :
「で、貴女はそれ、どうするのよ」
ドロシーの持った紙を指し。
[メイン] ドロシー : 「魔女の質問は甘くない……」
[メイン] テンマ : 「……!」
[メイン] 暁美ほむら : 「………へぇ……?」
[メイン] ドロシー : 「……ということを教えてあげましょう!」
[メイン] 暁美ほむら : 「お手並み拝見ね」
[メイン] テンマ : ……言うだけの物なのだろうか。
[メイン] ドロシー : 《『あなたは正直者ですか』と聞いた時、あなたは『はい』と答えるか?》
[メイン] ドロシー : と書き込む。
[メイン] ドロシー : この質問は単純な論理で、正直者なら「はい」と帰ってきて嘘つきは「いいえ」と帰ってくるのだ。
[メイン] ドロシー : ……全部に嘘をつくのと、全部に正直になるののどっちかのとき限定だけどね?
[メイン]
GM :
ドロシーの質問の下に答えが浮き出る
『はい』
[メイン] ドロシー : 「ちぇ、つまんないのー」
[メイン]
暁美ほむら :
「………じゃあ、偽物ね」
ドロシーの背後からその解答を見て。
[メイン] 暁美ほむら : 「本当の神なら……嘘吐きだもの」
[メイン] ドロシー : 「そうかしら、案外正直者かもしれないわよ?」
[メイン]
ドロシー :
「空気読めなさそうだしね」
ほむらの質問を思い出して。
[メイン] 暁美ほむら : 「……ふふ、そうかもしれないわね」
[メイン]
テンマ :
「……確かに、そうかもですね」
思い出し笑い。
[メイン] 暁美ほむら : 「……"かみ"遊びはここまでにして……次、行きましょうか」
[メイン] ドロシー : 「そうましましょうか」
[メイン] テンマ : 「……ええ」
[メイン] GM : 扉に手をかけた時、床に文字が刻まれていることに気がつく。
[メイン]
GM :
“天使は見つけたか?
悪魔は見つけたか?
もし見つけたとして、汝らはそれをどうするのだ?”
“契約の舞台はこの先に。”
[メイン] 暁美ほむら : 「…………………。」
[メイン] ドロシー : 「知 ら な い !」
[メイン] 暁美ほむら : ………思い当たりは、するわ。
[メイン] テンマ : 「………」
[メイン] 暁美ほむら : そして、私はそれをどうするか。
[メイン] 暁美ほむら : ………ええ。決めたわ。
[メイン] テンマ : 気になるところはしばしば、でも今は…気にせずに。
[メイン] ドロシー : 知らないけど次の時間の私がいい答えを見つけるでしょう!
[メイン] テンマ : 暗い顔してたら、また叩かれるかもしれませんからね。
[メイン] ドロシー : チラッ
[メイン] テンマ : ニ、ニコッ
[メイン] ドロシー : フッ…
[メイン] ドロシー : 満足げに頷いて扉を開ける。
[メイン] 飯島りょう : 「なぁ。俺馬鹿だから良くわかんねーんだけどよ」
[メイン] 飯島りょう : 「銀のナイフで天使や悪魔が殺せるんだっけ?」
[メイン] 飯島りょう : 「だったら殺してもいいんじゃねーの」
[メイン] 暁美ほむら : ちらりとテンマ、そしてドロシーを見る。
[メイン] 暁美ほむら : 私の答えは、沈黙。
[メイン] 飯島りょう : 「だって天使や悪魔なんてお化けみたいなもんだろ?」
[メイン] 飯島りょう : 「殺したって罪にはならないんじゃねーか?」
[メイン] 暁美ほむら : 「………ええ、人界の法では裁けないでしょうね」
[メイン]
テンマ :
「……………。」
自分に、棘のように刺さる言葉だ。
[メイン] 暁美ほむら : 「ただ、それだけよ」
[メイン] 暁美ほむら : 「私はもう、意味のある行為だとは思えなくなった」
[メイン]
暁美ほむら :
「天使と悪魔、いいじゃないの、殺さなくたって、ねぇ?」
ドロシーの方を向き、少し笑ってみせる。
[メイン] ドロシー : 「ふふん」
[メイン] テンマ : 「………悪魔も天使も…生きたいものですよ」
[メイン] ドロシー : 得意げな顔をするだけで応える。
[メイン] ドロシー : 「まあ、りょうだってホントにいいと思ってないから聞いたんでしょ?」
[メイン] テンマ : …だからこそ、私に痛む言葉なのだが。
[メイン] 飯島りょう : 「なんかさっき俺がナイフ投げ込んだ時からみんな様子がおかしいからよ」
[メイン] 飯島りょう : 「俺でも何か力になれたらなって」
[メイン] 飯島りょう : 「まあ決めるのはあんたたちなんだけどさ」
[メイン] ドロシー : 「へえ~?」
[メイン] ドロシー : 「イイ奴じゃないの、アンタも」
[メイン]
テンマ :
「……ええ」
微笑む、これくらいが痛まない限界。
[メイン] ドロシー : 「ま、大丈夫よ。全部ね」
[メイン] ドロシー : 「だって私がいるもの!」
[メイン] ドロシー : 「任せておきなさいって、ね?」
[メイン] ドロシー : じゃあ、7の部屋に進んでいきましょう!
[メイン] 飯島りょう : 「わかった」
[メイン] 暁美ほむら : 着いていくわ
[メイン] テンマ : ええ。
[メイン] 長谷川あおい : ついていく
[メイン]
GM :
そこは不思議な空間だった。
そう大きな部屋ではないが床は大きな丸いひとつの魔方陣が覆っている。
壁には等間隔で1方角につき3個の松明がかけられている。
[メイン] 暁美ほむら : 「…………そう、ここが契約の……」
[メイン] GM : この部屋に入った瞬間、あおいが口を開く
[メイン] 長谷川あおい : 「そういえば、天使と悪魔がどこにいるか、皆様はおわかりですか?」
[メイン] 暁美ほむら : ……………………。
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ、それが何?」
[メイン] 長谷川あおい : 「うふ、うふふふふ」
[メイン] 暁美ほむら : ………?
[メイン] 長谷川あおい : 「私、知っているのですわ、天使が!そして悪魔がこの空間には居ることを!!!」
[メイン]
暁美ほむら :
「………そう」
………。
[メイン] テンマ : 「…………」
[メイン] 長谷川あおい : 「うふ、私ね、私、天使と悪魔を手に入れたいのです!我が身と契約して、支配したいのです!」
[メイン] ドロシー : 「ふぅん」
[メイン] テンマ : 目が鋭くなる。
[メイン] 長谷川あおい : 「そうすればきっと、私が属している宗教で私は教祖様と同等の存在になれるでしょう!?」
[メイン] 暁美ほむら : 「……随分とまぁ、野心家ねぇ」
[メイン] 暁美ほむら : 「人間味あっていいじゃない」
[メイン] 長谷川あおい : 「うふ、うふふふふ」
[メイン] GM : 長谷川は、近くにいた飯島の心臓にナイフを宛てがい、突き刺す。
[メイン] 飯島りょう : 「えっ?」
[メイン] 暁美ほむら : 「………!!」
[メイン] テンマ : 「………あなた」
[メイン] ドロシー : 「……ちょっと?」
[メイン]
GM :
飯島は左胸から鮮血を飛び散らせながら絶命。
その血はどくりと飯島の身から溢れ出し、服を濡らし、魔法陣を湿らせていく。
[メイン] 暁美ほむら : 「りょう……!!」
[メイン] 暁美ほむら : ……アホだったけど、それでも……。
[メイン] 暁美ほむら : ………虫唾が走るわね。
[メイン] 暁美ほむら : ただ……私には、抵抗手段が無い。
[メイン] ドロシー : ………………。
[メイン] 暁美ほむら : ………しくったわね……この女の本性を見抜けなかった、私の敗北……かしら。
[メイン] 長谷川あおい : 「あとは天使と悪魔の名を告げるだけ…」
[メイン]
テンマ :
「……っ……!!」
赤く滴る彼を見て。
………見慣れているものではない、けれど…
[メイン] テンマ : どうしてもこうも……取り逃してしまうのか…
[メイン] ドロシー : 「その教祖様とやらの地位がそんなに大事ってわけえ……?」
[メイン] テンマ : 「……止まりなさい、斬りますよ」
[メイン]
暁美ほむら :
「………名を告げたら、殺すわよ」
あおいを睨みつける。
[メイン] 長谷川あおい : 「うふ、うふふふふ…」
[メイン] 暁美ほむら : 敵意、殺意の籠った瞳。
[メイン]
テンマ :
カチリ、と音を立てて抜刀し。
歯を向ける。
[メイン] 暁美ほむら : 殺せる手段は無くとも、殺してやるわよ。
[メイン] ドロシー : 「契約して、何になるのかしら」
[メイン] ドロシー : 「そんな大それたことが出来そうなんて書いてなかったけど?」
[メイン] 長谷川あおい : 「お告げが聞こえたのです」
[メイン] 長谷川あおい : 「そのお告げで、私はここに天使と悪魔がいることを知ったのです」
[メイン] ドロシー : 「なるほどね……」
[メイン] 長谷川あおい : 「あのお告げは教祖様と同じ物だった」
[メイン] 暁美ほむら : ……狂信者ね。
[メイン] 暁美ほむら : もう、こうなったらどんな言葉を投げかけても曲げない、折れない。
[メイン] 暁美ほむら : 強い信念が、そこに立ってしまっているのだから。
[メイン] ドロシー : 「アンタの言うことが分かんないってことは分かったわ!」
[メイン]
テンマ :
「…………」
こういう人は、どこでもいる。
世の中が腐るほどに増えていってしまう。
[メイン] 暁美ほむら : 野心は時に、人を怪物に変える。
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ、私もよ、理解し合えないことが分かった」
[メイン] 暁美ほむら : 「だから私は、友を守る」
[メイン]
テンマ :
…だから、その刀を奮ってもいいということには……。
…………。
[メイン] 暁美ほむら : 「……力づくでもね、手段は選ばない」
[メイン] テンマ : …迷っている暇はない。
[メイン] テンマ : 「……ええ」
[メイン] ドロシー : 「バカに通じる言葉はあ!」
[メイン] ドロシー : 「いつでも一つ!」
[メイン] ドロシー : 暴力!
[メイン] ドロシー : というわけで行動していきましょう
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] ドロシー : コソ…コソ…
[メイン] ドロシー : 「ちょっと失礼して……」
[メイン] ドロシー : その場で体を倒れ込ませる。
[メイン] ドロシー : 空間の隙間と隙間に。
[メイン] ドロシー : ひょい。
[メイン] ドロシー : すぐに起き上がって普通通りに。
[メイン] ドロシー : ただし手に拳銃を持って。
[メイン] ドロシー : 「殴りたい気持ちはいーっぱいあるんだけどさあ……」
[メイン] ドロシー : 「私、からっきしなのよね! そういうの!」
[メイン] ドロシー : 「だから……よろしく!」
[メイン] ドロシー : 拳銃をほむらに放り投げる。
[メイン]
暁美ほむら :
「…………」
それをキャッチ。
[メイン] 暁美ほむら : ニヤリ。
[メイン] 暁美ほむら : 「景気いいじゃない」
[メイン] テンマ : 「……!」
[メイン] テンマ : その力に、感嘆の声を漏らす。
[メイン] ドロシー : 武器を持ってこなかったのも、それで不意を突かれたのも私が悪いのでしょう。
[メイン] ドロシー : だからその分!
[メイン] ドロシー : 「ぜーったい! やっちゃってよね!」
[メイン]
暁美ほむら :
「全く……とんだ"アクマ"がいたものね」
シリンダーを開き、装弾の確認。
再度セット、照準を……あおいへ。
[メイン] ドロシー : 拳は……堪える!
[メイン] テンマ : …これが…ドロシーさんの力……!
[メイン] 暁美ほむら : 「ええ、やってみせるわ」
[メイン]
暁美ほむら :
「露払いは、お願いできるかしら?」
テンマへ。
[メイン] テンマ : こくり、とほむらへと頷き。
[メイン] テンマ : 刃よりも鋭い目で見据えるは、”始末するべき敵”
[メイン] テンマ : コソコソ
[メイン] テンマ : 一歩、前に出る。
[メイン] テンマ :
[メイン] テンマ : 閃
[メイン] テンマ :
[メイン] テンマ : 首元を狙い、斬る。
[メイン] テンマ : その一瞬で刃が届き、鮮やかな一閃を見せる。
[メイン] 長谷川あおい : 「…!?」
[メイン] テンマ : ”言葉”を切れれば、それを紡ぐことなど不可能に。
[メイン] テンマ : かちん、と刀をしまいなおす。
[メイン] 長谷川あおい : パクパクと魚のように口を動かす
[メイン] 長谷川あおい : 言葉を放つことはできない
[メイン] テンマ : 「…ほむらさん」
[メイン] テンマ : 「…守ってください、ね」
[メイン] 暁美ほむら : あおいへ向けた標準を、降ろす。
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ、もうとっくに、チェックメイトのようね」
[メイン] 暁美ほむら : 「言葉を紡げないのなら、儀式は破綻」
[メイン] 暁美ほむら : 「私が出るまでも無かったわね」
[メイン]
暁美ほむら :
「……この拳銃は、ありがたく受け取っておくわ、"大いなる魔女"さん」
拳銃を仕舞う。
[メイン] 暁美ほむら : 手番放棄。
[メイン] ドロシー : 「……ふんっ」
[メイン] GM : 契約したい種族の名を叫ぶことが出来ない長谷川あおいは、探索者を睨みながらも動きを止めるでしょう。
[メイン] テンマ : 「……ふう…」
[メイン] ドロシー : 「……命、奪っても……仕方ない、ものね」
[メイン] ドロシー : りょうの死体を見下ろして。
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ」
[メイン] テンマ : 「…………はい」
[メイン] 暁美ほむら : 「一生、その十字架を背負って生きていきなさい、長谷川あおい」
[メイン] GM : すると、長谷川の体が痙攣し始める
[メイン] テンマ : 「………!」
[メイン] 暁美ほむら : 「…………。」
[メイン] GM : やがて、声にならない悲鳴を上げたあと、絶命します。
[メイン] ドロシー : 「……勝手に死ぬんじゃないわよ……」
[メイン] GM : 流れた血は魔法陣の削られた凹みを伝い、文字となって現れました。
[メイン] 暁美ほむら : 眉を顰める。
[メイン]
GM :
『契約の力は因果の力。
果たされなくとも、代償はあるのだ』
[メイン] テンマ : 「……」
[メイン] 暁美ほむら : 「……ほんとよ」
[メイン]
飯島りょう :
「女ってこええ」
アホが起き上がります
[メイン] 暁美ほむら : 「……あぇ?」
[メイン] テンマ : 「……え」
[メイン] 飯島りょう : 「いやマジで死ぬかと思ったよ」
[メイン] 暁美ほむら : 「……え? え?」
[メイン] ドロシー : (^^)?
[メイン] 暁美ほむら : 唖然とするほむら。
[メイン] テンマ : 「……え、あ、の……… 怪我は?」
[メイン] テンマ : ごくりと唾をのむ。
[メイン] 飯島りょう : 「あの女のナイフをこっそり銀のナイフに変えておいて良かったぜ」
[メイン] 暁美ほむら : 「………それは……さすがね」
[メイン] テンマ : 「……案外抜け目ないですね」
[メイン] 暁美ほむら : よかったわ、頑丈ゴリラなのかと思ったじゃない。
[メイン]
飯島りょう :
「怪我?ああこれか」
ズボンをめくってみせるとナイフの刺し傷が見える
[メイン] ドロシー : 「……(^^)」
[メイン] 暁美ほむら : ちゃんと現実的な回答で安心したわ。
[メイン] 飯島りょう : 「ほむらの真似して手品してみたらよぉ失敗しちゃってさぁ」
[メイン] 暁美ほむら : 「……」
[メイン] 暁美ほむら : 「アホなのね?」
[メイン] テンマ : 「……ええ…」
[メイン] テンマ : 抜け目ないかと思ってたら、手品のつもりだったんですか…
[メイン] ドロシー : 「ア……アンタ……」
[メイン] 飯島りょう : 「この血のおかげであの女は俺が死んだと勘違いしたみたいだから良かったぜ」
[メイン] 暁美ほむら : 「………」
[メイン] 暁美ほむら : ……終わり良ければ総て良し……なのかしら……。
[メイン] ドロシー : 「死んだフリし続けるイミ無かったでしょうがあ~!」
[メイン]
暁美ほむら :
長谷川あおいの心を理解することは叶わなかったけれども……。
……これも、"道"よ。
[メイン] 飯島りょう : 「だってあの女が急に笑い出してこわかったし…」
[メイン] テンマ : 「…まあ、あの時起きてたら…また狙われたかもしれませんから…」
[メイン] 暁美ほむら : 「……それはそうね」
[メイン] ドロシー : 「……ホンットに、もう……!」
[メイン] 暁美ほむら : 「まぁ、良かったわ、ええ、貴方が無事で」
[メイン] ドロシー : 生きててよかったわ、ええ!
[メイン] 暁美ほむら : ……安心したもの。
[メイン]
テンマ :
……神様へと祈ったあおいさんは死に。
はて関係なさそうなりょうさんが幸運の女神に愛された…なんて、皮肉でしょうかね。
[メイン] テンマ : 「……よかったです、本当に」
[メイン] 飯島りょう : 「そういやさ。今気づいたんだけどあれ出口じゃねーか?」
[メイン] 暁美ほむら : 「………!」
[メイン] GM : アホが指さす先に先程まではなかった扉があることに気がつくでしょう。
[メイン] 暁美ほむら : ……そう……何とかなった、のね。
[メイン] 暁美ほむら : 天使も、悪魔も、殺さずに。
[メイン] 暁美ほむら : ……ふふ、いい結末じゃない。
[メイン] ドロシー : 「はあー……もう……」
[メイン] テンマ : 「……残る一つは…あそこだけ、ですか」
[メイン] 暁美ほむら : 「……ええ、行きましょう」
[メイン] ドロシー : 「行きましょうか……」
[メイン] ドロシー : なんだか、どっと疲れたわ……。
[メイン]
テンマ :
任務のために、ここに来ましたが。
……悪くない仕事だったかもしれません。…なんて。
[メイン] テンマ : 「…はい」
[メイン] テンマ : 口角が上がるのを機にせずに、扉へと近づく。
[メイン] GM : 扉を開けばそこは真っ白な光。
[メイン] テンマ : 「………!」
[メイン] 暁美ほむら : 「…………終点、ね」
[メイン] ドロシー : 「…………らしいわね」
[メイン] テンマ : 「………はい」
[メイン]
暁美ほむら :
…………私は……。
知ることができた。
信頼するということの意味を、心強さを。
[メイン]
暁美ほむら :
……ありがとう、ドロシー、テンマ。
あとアホ。
[メイン] テンマ : 「……きっとこれが…絆……とか、言えるんですかね」
[メイン]
テンマ :
…信頼できる上司はいる、その人のために身を焦がしても、と思っていたが。
……こういう形の絆もあるのだな、とも…思えた。
[メイン] 暁美ほむら : 「………少なくとも、私はそう思い込ませてもらうわね」
[メイン] 暁美ほむら : 光の中に包まれる、ほむらの身体。
[メイン] ドロシー : 言い方なんてどうでもいいんじゃない?といつも通りに口に出そうとして。
[メイン] ドロシー : 「……絆ね、うん。いいと思うわ」
[メイン] テンマ : そう口に出せたことが、なんだか嬉しい。
[メイン] テンマ : 「……えへへ」
[メイン] ドロシー : ちょっと言い方を 改めた
[メイン] テンマ : 「そう、思ってくれましたか」
[メイン] テンマ : 言葉を残した後、視界が白に包まれて。
[メイン] ドロシー : ……あー恥ずかし!
[メイン] ドロシー : 胸の奥から湧く感覚に任せて
[メイン] ドロシー : 光に飛び込んだ
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : 光に包まれたあなた達は、いつの間にか薄汚れた教会に戻ってきていることに気が付きます。
[メイン]
GM :
今日という不思議な1日。
あなた達は、きっとその1日を忘れずにすごしていくのでしょう。赤いアカい血の色を、きっと、忘れることなく。
[メイン] GM : 【END B 果たされぬ契約】
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : 宴ですわ~!!!
[メイン] 暁美ほむら : 宴ほむ~!
[メイン] ドロシー : 宴ね…!
[メイン]
テンマ :
宴です~~~~~!
[メイン]
GM :
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11985446
制作者様のシナリオになります
[メイン] ドロシー : うわ!
[メイン] テンマ : うわあり!
[メイン] 暁美ほむら : うわあり!